2017.12.16
正しい歩行が身体の健康を作る
正しい歩行ができているかどうかは、身体が機能しているかどうかに比例しています。
こんにちは、たけし接骨院の水之江です。
タイトルにある『 歩行 』はたけし接骨院に通院している患者様ならその重要性を理解してもらっていると思います。
私が歩行について細かく観察し、指導するようになったのは約11年前。
平成18年に接骨院を開業して少し経った頃でした。
その当時通院していた患者様から
『 治療が終わった後は身体が楽なのだけど、接骨院の自動ドアからでるとまた痛いんだよね 』
といわれた事がきっかけです。
始めは気のせいでは?
と思っていましたが、あまりにも多くの患者様に同じことを言われるので、そこからは治療が終わってから帰っていかれる姿を観察するようにしました。
そこで気づいたのが、調子が悪いと言われている患者様の身体の使い方がおかしいという事でした。
・ベッドから降りる時
・鞄を持つ手の使い方
・歩行
など。
動作についても指導はしますが特に注目したのは『 歩行 』。
歩行は日常の中で多くを占めていますからこれについての知識を深め、研究し指導も行うようにしていきました。
するとどうでしょうか。
今迄接骨院から出ると調子が悪いと言われていた患者様も、そう言わないようになっていきました。
治療では全てを良くする事はできず、悪くなる原因までを治す事はできません。
効果のある治療は正しい歩行をさせやすくしますが、これまで何年も行ってきた歩行が何も意識せずに正しい歩行になるかと言えばそれは難しいことだと感じています。
ですから正しい歩行について細かく観察して、細かい指導をするようになっていきました。
そうして指導しているうちに、新たな発見もありました。
歩行は正しい方法を教えるだけではできない人が殆どだということです。
正しい歩行をしようとしたとき、関節をこのように動かすのですよと指導しますが、関節が硬くなってできない人が殆どなのです。
そのような場合に行っていくのは、関節が柔らかくなるための事になります。
それは決して関節のストレッチとかではなく、身体の機能回復。
身体の機能低下が関節の硬さを作っているのです。
身体の機能を回復させると、関節は柔らかくなり正しい歩行を意識して行いやすくなります。
正しい歩行はさらに身体の機能を回復させます。
機能が回復すればさらに関節は柔らかくなっていきます。
柔らかくなれば正しい歩行がしやすくなるので身体の機能が回復していく・・・・
このような良いスパイラルに入っていくわけです。
良いスパイラルに入った人は、機能低下しづらく痛みが出にくい身体となります。
つまり再発しない身体になるという事。
正しい歩行の重要性に少しでも多くの方が気づいてくれれば幸いです。
あなたは正しい歩行ができていますか?