2017.06.29
【膝痛】膝の水は抜かなくてもその場で引いていく。(その2)
前回、同じタイトルで書かせてもらったときの患者様が本日も来院されました。
わざわざ長野からこの名古屋のたけし接骨院まで来られている膝の痛みの患者様です。
今日もドキドキしながら、どうなっているのかと心配していたところ・・・
今迄で一番調子が良い!とのことでした。
あ~良かった!!!(心の声)
診させていただくと、前よりも膝の腫れはなく、歩行の際の痛みも少ないそう。
処方されたリハビリを頑張ってくれていたそうです。
良かった^^
さらに前回よりも歩行が良い感じになっていました。
変形性膝関節症にまでなると目立ってみられるようになる「 ラテラルスラスト 」が大幅に改善されていました。
この「 ラテラルスラスト 」が膝の構造物を壊す事になるので、これを改善するための処方をしてきたので非常にうれしい結果でした。
この調子でいけば、もっと改善されること間違いありません。
ただこの患者様は以前から腰痛もあると言われていた為そこも気にしていたのですが、いつもより身体の状態が良くなっているのにも関わらず今日も腰痛があると訴えておられました。
この状態でも腰痛が取れていないなら?と思い再び以前行った検査をすると、やはりまだ腰にヘルニアの症状がでていました。
まだこちらも改善されていない・・・
ヘルニアになると下肢に神経症状が出る事があります。
検査では神経症状がでていました、しかも膝の痛みの強いほうにしっかりと。
神経症状は痛みや痺れだけでなく、その神経が支配している領域に力が入らなくなるという事もあります。
この力が入らないという神経症状が、膝の機能を失わせることに繋がっていることが多々あるのです。
正しい歩行は、身体が機能的でないとできません。
正しい歩行は、正しい歩行をするための筋力が十分でないとできません。
たけし接骨院では筋力検査や動作分析、とくに『 歩行 』は大切にしていますから、正しい歩行ができるようにリハビリの処方を行っています。
普通はリハビリを行っているとどんどん筋力が回復していくところが、なかなか回復しない場合は神経症状が邪魔していることがあります。
一つの原因が改善されているのに、期待する結果が得られない時は他に原因が考えられる。
それが今回の神経症状でした。
神経を刺激されていては、正しい歩行をする際に必要な筋力が発揮できない状態になります。
だから今日はヘルニアに対する運動療法を処方しました。
さらに日常生活動作でヘルニアに良くない姿勢や動作がないかを確認すると、やはりそんな動作をしていました。
これも改善しないといけないですが、今の身体の状態で無理してそれをすると・・・
ブログ書いていたら、また心配になってきた・・・
また2週間後に来院されますが、大丈夫かな・・・・