2020.04.05
その肩こり、のどと腸も食も関係。【コロナウイルスも普段の食事が大切】
名古屋市中区大須のたけし整体院院長の水之江です。
今日は肩こりについてですが、今世界中を脅かしているコロナウイルスに対抗していくのにも大切な内容だと思うのでもう一度シェアします。
もし肩こりや首こりがあったり、コロナウイルスに不安を感じているなら、不安を解消するための情報や解決策もシェアしていますので最後までお読みください。
まずその動画はこちらになります。
以前にアップしたYoutube動画ですが、短い期間で多くの方に見ていただいている内容です。
⇒その肩こりのどと腸も関係しているかも
この動画でも話している内容なんですが、肩こりや首こりなどの症状がでるのは筋肉や骨格系に問題がある事以外にも、神経の繋がりの関係で喉の炎症、具体的には慢性上咽頭炎があるからでもあるんです。
ですから肩こりだからといって筋骨格系にだけ問題があると決めつけて対応を行っている場合、もし上咽頭に炎症があった場合にはなかなか症状が改善されないという事になってしまいます。
ですから、たけし整体・接骨院では症状を聞いていて疑わしい場合、慢性上咽頭炎がある方に共通する症状を問診時に詳しく聞き取りして、慢性上咽頭炎がありそうだと判断できた時は専門の医療機関をご紹介するようにしています。
慢性上咽頭炎については以前にもブログを書いたので
こちらをチェックしてみて下さい。
⇒万病のもと慢性上咽頭炎
慢性上咽頭炎を疑った場合に患者さんにお聞きする内容は下記の通り。
扁桃腺がよく腫れる
喉がイガイガする感じがする
唇が荒れやすい
夜中によく目が覚める
アトピーがある
フケが出やすい
全身倦怠感がある
手に小さな水疱ができることがある
顔色が青白くなりやすい
話していて声がかれやすい
肩こりや首こりがある
頭痛がよくある
耳鳴りがする
花粉症がある
アレルギー性鼻炎がある
これらの内容が3つ以上当てはまる場合は、専門の医療機関をお勧めしています。
専門の医療機関といっても耳鼻咽喉科をご紹介するわけではありません。
名古屋市内でも6件ほどしか慢性上咽頭炎を専門的に治療するところがないらしく、名古屋市内ではその6件をご紹介しています。
県外にも専門に診てくれる医療機関はそう多くはないようです。
詳しく知りたい方はこの本の巻末にその医療機関が掲載されています。
⇒【本】慢性上咽頭炎を治せば不調が消える
ここまでは肩こりと慢性上咽頭炎の関係性をお話ししてきましたが、コロナウイルスにも負けないためもこうした慢性の炎症は身体から消し去っておいた方がいいんです。
なぜなら、炎症が起こることで白血球からサイトカインが放出されることが関係しているからです。
サイトカインが放出される事自体は正常な反応なのですが、これが慢性の炎症となるとサイトカインが放出され続け血流にのって全身に巡り、正常な組織まで攻撃をはじめて正常な部分まで病気になってしまうのです。
ですから慢性上咽頭炎は肩こり以外にも万病のもとという事なんです。
この慢性上咽頭炎以外にも、慢性の炎症となりやすい部位は腸です。
最近はグルテンフリーと聞く事があると思いますが、グルテンとは小麦に含まれているタンパク質。
グルテンによってふっくら柔らかいパンに仕上がったり、コシのあるうどんができたりしているわけですがこれが腸壁の細胞に作用して慢性炎症のもとになります。
このグルテン、昔の小麦にはあまり含まれないものだったのが、近年多く含まれるようになっているようです。
パンが昔のパンに比べてふっくらもちもちとしてきたと思いませんか？
それは小麦が品種改良されて、グルテンが増えたからなんですね。
同じように腸壁の細胞に悪影響なのが乳製品に含まれるカゼイン。
このグルテンとカゼインが腸壁の細胞と細胞の隙間（タイトジャンクション）を広げてしまい、普段なら入ってこないような大きなものまでそこから吸収してしまうので免疫細胞が異物と判断し攻撃をはじめます、つまり炎症を起こします。
この事をリーキーガット症候群と言います。
ですから普段から小麦や乳製品を主食としている生活をしている人は、リーキーガット症候群になっている可能性が高いんです。
こうして体中のあちこちで火消しのために免疫細胞がフル稼働している状態では、新たな外からの攻撃に対応しきれなくなってしまいます。
持病を持っていたり、高齢で免疫力が下がっていたりする人はコロナウイルスに感染し発症しやすい言われていますが、最近では若い人もコロナウイルス感染し発症している人も多いようです。
もしかしたら、その方の普段の食事は小麦や乳製品が多いのかもしれません。
そして慢性の炎症を抱えているのかもしれません。
ヨーロッパの方々で感染者が多く死者が多いのもそういった理由かもしれません。
僕はその道の専門家でもなんでもないですし、その方々がどんな食生活をしていたなんかなんて調べようもないですし、このブログの内容が正確なのかなんて全く保証はできません。
でも慢性の炎症が身体に及ぼす影響や、グルテンとカゼインが身体に起こす作用は人間であれば同じです。
今からでも遅くないので、それぞれでできる最善を尽くし、みんなで力を合わせて終息させたいという思いです。
先日食材を購入しに先日スーパーへいったんですが、インスタントラーメンのコーナーが空になっていました。
食料備蓄のために購入したかと思うんですが、思いっきり小麦ですし、トランス脂肪酸大量ですし、化学調味料もたくさんです。
先ほどお話しした慢性炎症は約7割がのどと腸なんですが、残りの3割は化学物質と言われています。
普段から慢性炎症を抱えないようにするためにも、身体を作る食事にも気をつかったほうがいいのではないでしょうか。
今回のブログは以上です。
ここまでお読みいただきありがとうございます、マスクが足りない、消毒液も高くなってしまっていますがそれに頼るだけでなく、これをきっかけに少しでも食の内容を改善してはいかがでしょうか。
マスクがなくても食は今からでも改善できますからね！
みんなで力を合わせて自己免疫力でウィルスをやっつけ終息させましょう！！！！
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