2016.05.28
トップアスリートの体の使い方から学ぶ
最近は朝晩と過ごしやすくなりましたね。
街を歩けばとりあえず人の姿勢や動きを見てしまう職業病の水之江です。
治療中だけでなくプライベートでも職業病に侵され、ついつい人の体の動きを観察してしまいます。
治療中であれば、自動ドアから入ってくるときの動き、スリッパをはくときの動き、何か物をとろうとしているときの動き、椅子に座ったり立ったりするときの動き、階段。。。。。
ついつい見てしまいます。
開業して間もないころは、観察しなかったのですが今では癖になってしまいました。
こうして、観察するようになったきっかけは多くの患者さんから
『 先生に治療してもらったときは、いいのだけど接骨院から出るとすぐに戻る 』と言われたことでした。
はじめはそう聞いても気のせいでは?と思っていましたが、何人もの人に同じことを言われたので『 これは何かあるのかな 』と思い観察するようになりました。
すると、ほとんどの方の動きに当時何かはわからなかったけど違和感を感じ、人の体の動きについても研究するようになりました。
接骨院に来られる患者さん、美容整体に通われているみなさんの動き(ほぼ全員といっていい)は本来あるべき動き方をしていません。
せっかく治療をしても動き方が悪いと、すぐに元に戻ってしまいます。
治療をすることでいい状態になりますし、いい動きもしやすくなりますから効果のある治療をしっかりしていくことは重要です。
さらにその効果を持続させていくにはその後の体の使い方も重要です。
ですから、来院される患者さんにはしっかりと日常生活動作まで指導させていただいています。
(たまに体の使い方について指導しなくても良くなってしまう人もますが、すごく稀です)
この冬、スノーボードアルペンでワールドカップ出場している日本代表選手『 川口 晃平 』さんが行っているキャンプに参加し、滑りの理論を聞いたり、川口選手の体を診させていただく機会がありました。
その中で気づいた事は、トップ選手は感覚で良い体の使い方を知っているということです。
体のことについて、解剖学、運動生理学・・・・勉強したわけではないのにキャンプに参加されている方のフォームが悪い時(体幹が使えていないような姿勢のとき)はもれなく、あーでもないこーでもないとフォームを1人ひとり直していました。
川口選手に話を聞いてみると、理論的なものはわかっていないけど、一番効率よくスノーボードに乗れる姿勢を感覚で把握しているようでそれを伝えているという事でした。
キャンプではほかにも『 滑り始めるスタートの時点でその後の滑りが決まる 』と何度もいっていました。
治療でも同じ。
日常生活の初めの部分、『 立ち上がる 』動作が少し間違っているだけで、間違った動きでそのまま過ごしていきやすい。
これを続けると負担がかかるところに長期的な負担がかかり痛くなる。
(想像してください500mlのペットボトルは軽いけど、10時間も持っていたら痛くなる感覚)
なかなか治らない、長期間痛みが続いているような方は日常生活動作を見直したほうがいいかもしれませんよ^^
根本的な改善のための治療とは、施術を受けるだけでは完全ではありません。
治療とスポーツパフォーマンス向上は同じこと、動きから変えていきましょう!!
たけし接骨院大須院
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