2015.04.10
冷え性にも種類があるの??
こんにちは、鍼灸師の岩崎です。
最近雨の日が多い中、気温も少しづつ高くなってきて、外に出かける機会も増えてきているんじゃないでしょうか?
でも夜になると気温が下がって、手足が冷えて寝付けないーーーーっていう患者さん、意外とまだたくさんいるんですね!
なので今日は、東洋医学視点でみた冷え性について少し考えてもらいます。
そして食べ物からの改善策を見つけていきましょう。
同じ症状でっも食べ物の選びかたは違う!?
食養生の基本は、からだにあった食べ物を積極的にとることにあります。
逆をいえば、体に合わない食べ物を避けることも重要。長年の食習慣がその体質を作り、症状の原因にもあるんですよ!
冷え性の人が、実は生野菜や冷たい飲み物を良くたべていたり、ほてりがある人がにんにくや熱性の肉類、酒などを好んで食べていたりという事があります。
このような場合、体に合った食べ物を積極的にとると同時に、合わない食べ物を避けることが必要となります。また、同じ冷え症であっても、そのタイプによって食べ物の選び方は異なります。
では大まかに分けた冷え性2大タイプの特徴と適した食べ物をご紹介しますね。
【陽虚タイプ】
身体をあたためる「陽」のエネルギーが不足して起こる冷え性。陽気を補う食べ物で体をあたためる力を付けることが必要です。
このタイプの特徴としては、手足が冷える、寒がり、顔色に赤みがすくない、疲れやすい、便が柔らかい、尿の量が多いなどなど。
こういう人は体を温める、ニラやエビ、ニンニク、羊肉、鶏肉、生姜やシナモンなどがいいですよ!
【気滞タイプ】
気の流れが滞って末梢まで気が届かずに冷えを感じるタイプ。ストレスたまってる人に多いのでは?
気の流れをよくする食べ物、血を補う食べ物を積極的にとって、気の流れを整えると冷えも改善します。
このタイプの特徴としては、手足が冷える、イライラしやすい、のぼせ、頭痛、目の充血、便秘がちなどなど。
こういう人は、柑橘類、だいこん、そば、香菜、イカやレバー、ニンジンなどがいいですよ!
冷え性にもタイプがあるんですね!
もし、あなたの症状が「あっ、わたしこのタイプかも!」とおもったら早速食事から変えてみてもいいのではないのでしょうか??
より詳しい食養生はたけし接骨院の鍼灸師まで!!