2015.05.26
岩崎大記の東洋医学基礎講座 『疲労・倦怠感(顔色が悪いひとタイプ)』
こんにちは! 最近は接骨院に急性の痛み(ギックリ腰)でくるかたが多いです!!
季節のせいでしょうか? いいえ、季節だけのせいだけではなさそうです。
朝晩の気温の変化が激しく、普段エアコンの中で生活している人たちは適応力がなく、筋肉(特にインナー)が冷えて固くなってしまっている上で、急な動作や無理な体勢で筋肉を傷めてしまっていることが多そう。
要は、筋肉が冷えて固くなってしまっていることが一番の根本的原因なのですね!
朝からストレッチをする習慣がある人は良いですが、なかなかできないのが多くの人の意見ではないでしょうか?
なので、私は他の先生たちとはすこし違うかもしれないのですが、筋肉や骨の治療はもちろん、
普段の養生を東洋医学的視点からフォーカスして治療に取り組んでいます。
特に、食養生は、質の良い筋肉を作り上げるために必要な要素。
いくら鍛えてもストレッチしても、養生が悪ければ根本は変わっていきません。
その人の生活習慣をしって、その生活のなかでできることをアドバイスしてQOLを高め、
より笑顔になれる人生設計をサポートすることにB&Mコンディショナー岩崎は努めております。
今回のブログの論点は、そんな体が疲れやすい季節に身でどのような事が起こっているか!?という事を皆さんにお伝えしようと思って、「気」と呼ばれる、生命が生きていくために必要なエネルギーが不足した時の疲労・倦怠感のなかでも、顔色が悪い人の養生法についてお話します。
疲労でもっとも多いタイプは、活力の源である気が不足して起こるもの。
気が不足する原因には、もともとの虚弱体質、加齢、長引く病気や手術、過労や精神的ストレスなどがあります。ぐっくすり眠れば気が回復するので、朝はスッキリ目覚めますが、一日の終わりには、また疲れてしまうタイプです。
気の不足を放置すると、血(けつ)が不足する血虚(けっきょ)を招くことも。あまり無理をせず、十分な休養を取りましょう!
適した漢方
気を補い、元気を回復するための一番の漢方薬は、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)。
また、四君子湯(しくんしとう)も脾の機能を高め気の回復を助ける効果があります。
食養
気を補う作用のあるうるち米、もち米、山芋、なつめ、しいたけ、肉類などがおすすめです。
ツボ
女性は右手、男性は左手をしたにして両手を重ね、へそのしたの気海(きかい)のツボに当てます。息を吐きながら、ゆっくりと押すと、手のひらの中央にある労宮(ろうきゅう)というツボから体内に気が注ぎ込まれます。また、足三里も気の回復に役立つツボです。
皆さんも、参考にしてみてください。
B&Mコンディショナー 岩崎