2018.10.09
筋力の弱化は鍛えればOK!ではない事が殆どです。
名古屋市中区大須のたけし接骨院長の水之江です。
今日もパーソナルトレーニングを週に2回受けているという方が腰痛で来院されました。
その腰痛の原因は一言で『 機能していない 』からです。
私考案の体感型筋力検査法で検査をすると、検査を受けた患者様自身で多くの働いていない筋肉がある事を実感されます。
検査で体感する前に『 機能している筋肉としていない筋肉がある為に、負担がかかるところに症状が出るのです 』と説明すると殆どの方がそんなはずはないと思われるようです。
それは鍛えている人であればあるほど、その傾向が強いように思います。
なぜなら鍛えているから。
今日の患者様以外にも来院された患者様には全員にこの事を必ず説明し、検査で実際に体感して頂くので多くの方が驚かれます。
なぜ驚かれるのか。
それは鍛えているのだから力が入るに決まっていると思っていた自分の身体の多くの部位に、機能していない部位がある事を私の検査によって体感するからです。
しかしそうなってしまうのも仕方ないかもしれません。
なぜなら【 筋力がない=弱化 】と判断される事、弱化した筋肉は鍛えればよいと言うのが一般的だからです。
私も昔は同じように思っていましたがある治療や動作をしたとたん、トレーニングしたわけでもないのに今迄力が入っていなかった部位に力が入るようになったのを確認したことがありました。
鍛えていないのに筋力がアップする。
この事に氣づいた時、力が入らないのには弱化以外の原因があると仮説を立てて検証して出た答えが『 なんらかの理由で機能しなくなってしまっている筋肉がある為に、負担のかかるところに症状がでてしまう、そして機能しない筋肉はトレーニングをすればよいと言うものではない 』という答えになりました。
原因は様々。
人の健康は【 構造・科学・精神 】の3つが良い状態に保たれているからこそ得られます。
このうちのどこかに原因がある。
弱化していたら単純にトレーニング不足とするのではなく、【 構造・科学・精神 】このどこかに原因があるかもしれない。
この原因を明確にするのには細かな検査が必要です。
あなたは症状が出てしまうご自分の身体の現状を把握していますか?