2017.08.02
筋肉が硬いからストレッチをして伸ばす!は間違いかもしれませんよ^^
こんばんは、名古屋市中区大須「たけし接骨院」の水之江です^^
肩こりを改善するために東京でストレッチのお店に通っていた患者様が来院されました。
この方はその当時一生懸命ストレッチのお店に通っていたのですが、結局のところたけし接骨院に肩こり改善の為に通う事になりました。
当院に通うことになったという事は、治っていないという事ですね。
今日は関東で流行っているストレッチ店でさえも、肩こりを治せないのは何故なのかについてお伝えしようと思います。
答えは簡単。
『 何故身体が硬くなっているのかを考えていないから 』です。
行っていたストレッチの内容を聞くと一目瞭然。
硬くなっている筋肉を伸ばすというストレッチでした。
硬いから伸ばす。
これは安易な考えで、専門的な知識のない方でも容易に思いつく事。
こんなにも単純だったら様々な身体の悩みはあっという間に解消されるでしょう。
お風呂上りにストレッチをしていれば、治るという事になりますからね。
でも実際は症状に悩まされている方は多いわけです。
この方の様にストレッチのスペシャリストに身体をみてもらっているのに、治っていない事を見てもそういえます。
なぜそこが硬くなったのか?は全く考えられていない。
たけし接骨院では患者様に様々なストレッチを指導することはありません。
究極はストレッチなどは必要ないと考えています。
といっても一つだけストレッチをしてもらっていて、ある動作をしやすくするために行ってもらっているのですがそれは症状をかるくするために行うストレッチではありません。詳しくは割愛
たけし接骨院では筋肉が硬くなっている理由を『 自分で力んでいる 』からだと考えています。
『 いやいや、自分で力なんて入れていないし! 』という声がかえってきそうです。
以前ブログにも書いた事がありますが、こんな時はどうでしょう?
何かに足を引っかけて転びそうになった時、転ばないように身体のあらゆるところに力を入れて転ばないようにしないでしょうか?
はい!!多くの方が経験があるはず!!(笑)
その時、意識してここに力を入れて、あそこにも力を入れてなどやっていないはずです。
無意識のうちにあちこちに力を入れて、転ばないようにしているのではないでしょうか?
そんな状態がただ立っているだけでも身体に起こっているとしたら?
ここでまた『 いやいや、転びそうになっていないし!! 』という声が聞こえてきそうです(笑)
では高齢者でこのような姿勢の方を見たことはありませんか?
こんなイメージで歩いている方を見かけたことがあると思いますがいかがでしょう?
杖をついている画像しかなかったですが、こうやって背中側に手をまわして歩いている高齢者の方を見かけたことがあると思います。
何故手を身体の横にぶら下げて歩かないで、後ろにもっていっているのでしょうか?
これは背中が丸くなっているために、手を身体の横にぶら下げるとバランスがとれなくなるからです。
背中が丸くなって重心が前にある分、後ろに手をもっていけば腕の重みでバランスをとる事ができます。
こうやって手を後ろにもっていこうとするときには、後ろにもっていこうとする力を入れているはずです。
(高齢者で背中がこれだけ曲がっている方だと分かりやすいので高齢者の方で例を挙げてみましたが、これほどまでに背中が曲がっておらずパッと見は良くても同じようにバランスが崩れている場合があります。バランスが崩れているかどうかは当院独自の検査をすれば患者様自身でも体幹できます。)
それっていうのは、先ほどお伝えしたように『 自分で力んでいる 』のではないですか?
という事なんです。
『 自分で力んでいる 』から硬くなっているのにそこを伸ばしたって、バランスが悪いままならまた力んで硬くなりますよね?
おそらくこのような考えを持たずにストレッチをしているのではないか?と想像できます。
たけし接骨院ではストレッチもマッサージもなしに、凝り固まった肩を柔らかくしてみせます!(笑)
原因を明確にして改善すれば、ストレッチをしなくても身体の硬さはとれます!
肩こり治療も身体の硬さ改善もお任せくださいね^^
追伸:オスグッドなどの原因として大腿四頭筋の硬さを上げ、四頭筋の柔軟性を獲得するためにストレッチを処方しているなどという記事をよく見かけますがこれも違うと思うな・・・