2017.07.19
膝の痛みで来院された患者様。まずは体重を落としなさいと言われたそうです・・・・
こんにちは、名古屋大須のたけし接骨院では膝の患者様の治療も行っています。
今回も膝の痛みについて。
最近はヘルニアの患者様が多いと思ったら、膝の痛みの患者様も同じくらい多いです。
先日、膝の痛みのお悩みを抱えておられる患者様が来院されました。
その患者様は30代の男性で働き盛りの経営者。
いつもいい物を食べているからなのか良く言えば体格がいい、違う言い方をすると太っている患者様でした。
長い間膝の痛みで悩んでおられたようで、様々な医療機関に治療してもらっていたそいうです。
そこで言われたことは『 膝に負担がかかっているのは太っているせいなので、まずは痩せなさい 』という事だったようです。
そういわれて、痩せるよう努力していたそうですがなかな痩せず痛みも取れないのでたけし接骨院に来院されました。
このように、膝が痛いという方に対してよく『 痩せなさい 』と指導しているケースは、当院に膝の痛みで通院している患者様のほとんどが言われたことがあるそうです。。
もちろん太っていることは健康的に見て良くないので痩せる事をお勧めしますが、太っている事が膝の痛みに関係しているというのは違います。
もし太っていることが原因というならば、痩せている方で膝が痛いと言っている場合はどう説明するのでしょう?
太っている人でも膝が痛くない人はたくさんいますがこれはどう説明するのでしょう?
ここではっきりと言わせていただきます!!^^
『 体重が膝の負担となっている事が一番の原因ではない!! 』
そうでなければ体重がある人でも膝痛がない人、体重がない人でも膝痛がある人の説明がつきません。
『 膝が痛い人には膝が痛い人なりの膝の機能の低下がある 』事が一番の原因です。
これをしっかりと把握しないまま、体重のせいにしていては本当の原因に目を向けて治療する事がないので治りません。
当院では膝の痛みがある人に対して体重を落とす事を指導したことがありませんが、しっかり痛みがなくなっていきます。
治療は膝の機能を取り戻すことを行っただけ。
機能不全があれば、体重が軽い人でも膝の構造物に大きな負担をかける事になります。
機能不全がなく機能的なら、体重があっても構造物が壊れてしまうようなことはありません。
人が作る機械も同じではないでしょうか?
正しい使い方をすれば壊れないけど、間違った使い方をすれば壊れる。
じゃあ、正しい使い方ってどんな使い方?
機能的な状態ってどんな状態?
という事を理解する必要があります。
たけし接骨院に通院される患者様には、症状がでてしまうメカニズムと痛みの原因について詳しくお伝えしています。
患者様自身がご自分の身体の状態や痛みのメカニズム、原因についてしっかり理解しているのとしていないのとでは治り方が大きく違ってきます。
知っていればやらずにいる事も、知らないからやってしまっていることが多々あります。
良いことだと知っていたら、積極的にやろうと思えることもあると思います。
だから『 知る 』という事を非常に大切にしています。
もしたけし接骨院にきて治療を受ける事になった時、そんな具体的な説明が始まったらしっかりと聞いてくださいね(笑)