2017.01.05
最近は膝の痛みを訴えて来院される方が多く、問い合わせもありましたので今日は膝痛について^^
新年あけましておめでとうございます!
本年もどうぞ「 たけし接骨院 」をよろしくお願いたします^^
年末のスノーボードワールドカップ選手のサポートでヨーロッパ遠征から帰国後、年末年始は川口晃平選手が行っているキャンプのお手伝いとかなり濃密な約半月、やっとブログを書く気力がわいてきた水之江です(笑)
この短い間に、たくさんの方々との新たな出会いがありました。
ヨーロッパでの出会い、キャンプに参加されていたキャンパーの皆さん。
仕事がら体の不調について相談を受ける事が多いです。
そんな中、最近は接骨院の患者様、そして知り合った方々から相談を受けることが多いのが
『 膝の痛み 』です。
どのような悩み相談なのかというと、
☑膝がロッキングしてしまってうまく伸ばせなかったり曲げれないし痛い
☑膝の内側に痛みを感じる
☑膝全体が腫れて痛い
☑膝の前面が痛い
☑正座をすると膝の裏に違和感や痛みがある
☑病院で半月板損傷と言われた
など。
一言で『 膝の痛み 』と言っても、症状は様々です。
このような症状が出たときに決まって言われる事は『 体重が増えたから負担がかかっているために痛い 』です。
僕も昔はこれが一番の原因と言わんばかりに、患者様に説明をしていた時がありました。
もちろん全くの間違いでなくて、原因の一つである事には変わらないのですが、決してそれが一番の原因ではありません。
もし本当にそうなら体重がある人は全員膝が痛いという事になってしまいます・・・実際はそうではないですよね!
その矛盾について考えたとき、膝の機能について詳しくならなければと思うようになりました。学校では習わない事で自分で勉強をする必要があり、いろんな文献を読みあさり、セミナーにも出かけ、解剖学、運動学について学びを深めていきました。
そして実際の治療の現場でのフィードバック・・・・
膝の機能を知れば知るほど、検証すればするほど体重が一番の原因ではない事がはっきりしてきました。
知らないって罪だなって反省しました・・・・
今はその反省を生かし、本当の原因について明確にできるようになりました。原因を明確にできればあとはそれを除去するだけです。
原因が明確なら的確な処方をする事ができるようになります。
すると思うような結果を出すことができます、もちろん患者様にも宿題を出すので、協力して治療していく事が前提ですが^^
前置きが長くてすみません。
ここから本題です^^
結論から言いますと、膝の痛みにかかわらずですが
体にある筋肉、約640の筋肉が正常に機能していないから痛みが出る!です^^
膝は大腿骨、脛骨、腓骨の3つの骨と、内側半月板、外側半月板、関節包、靭帯、筋肉といった軟部組織からできています。
これらのどこかに負担がかかるから痛みが出る、この考えから体重が重い人は余計な負担が人よりかかるという面では間違いないと思います。
その負担が重過ぎる体重といってしまう事は簡単ですが、僕はここで考えました。
『 体重の重い人全てが膝が痛いと言っていないよな~ 』って。
『 逆に体が細くても膝が痛いといっている方もいる、これって矛盾してるな~ 』って。
そこでなんでなんでと考えながら、深めていった時に出た答えが
もう一度言いますけど
約640の筋肉が正常に機能していないために痛みが出る!です。
膝で言えば、半月板を動かしてくれている筋肉が働かないために、膝の運動に追従して動かない半月板は関節に挟まれるような形になり半月板の損傷につながるであったり。
外側と内側の筋肉がバランスよく働かないために、牽引ベクトルが強くなり膝蓋骨が大腿骨に強くこすれるようになり、膝の前面に痛みが出たり。
螺旋状に走っている筋肉が引っ張られるような骨のアライメントによって牽引ストレスや擦れるようなストレスがかかり痛みが発生したり・・・etc
簡単に書きましたが、これらの症状は体の筋肉がうまく機能していないから。
640も筋肉があるから、少しくらい働かない筋肉があっても大丈夫・・・ではないんです。
すべて必要だから、何万年か何億年かわからないけど、進化して今に至るわけです(大げさ(笑))
逆に640も筋肉があるから少しくらい働かない筋肉があっても何とかなっているのですが、そうなると前述したような弊害がでて症状がでてしまうんですね。
たけし接骨院は動作分析や徒手筋力検査法での評価などで機能していない筋肉をみつけ(これが多くの原因)、そこが機能するようにする治療します。これが当院の根本治療の考え方の一つです(骨格筋においては!)
原因を治す治療なので、必ずしも痛みの出ているところを触るかと言えばそうでない事が多いです。
そして、動作や筋力が関係するので、患者様にも宿題が出ます^^
機能回復する事が治療でできても、弱った筋肉を強くする事や、日常生活の動作を意識してできるようにするのは僕たちでははなく患者様本人しかできませんからね^^
膝の痛みに限らず、身体に症状が出ている場合、約640ある筋肉がうまく使えていません。
今回は膝について少し触れて書いてみましたが、他に聞いてみたい事があればFBやHPから問い合わせしてみてくださいね!
僕のブログ内容決定のきっかけになりますから、助かります(笑)
お電話でのお問合せご予約は下記までお願いします^^
たけし接骨院大須院
052-212-7812