2018.07.07
太ったから膝が痛いは間違いですよ。
どこへいっても治らない症状の改善を得意とする、名古屋市中区大須にあるたけし接骨院院長の水之江です。
先日、治療をしているのに治らない膝の痛みをかかえる患者様が来院されました。
その患者様は転倒したことがきっかけで膝に痛みが出たそうです。
それから長い期間、治療をしているのにも関わらず改善せず、今では54歳という若さで椅子からの立ち上がりが痛くてできないほどにまでなってしまったとおっしゃられていました。
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A young woman massaging her painful knee[/caption]
この患者様はたけし接骨院に来院するまでに、整形外科、接骨院、鍼灸院に通院したそうです。
なぜ膝が痛いのか？と原因を聞いたところ、太っている事が原因と言われてしまったそうです。
最近体重が倍になるくらいに太った事もあり、何も言えずにただ言われるままに治療を受けていたそうです。
それでもまったく改善する兆しが見えないので当院へ来院。
この患者様だけではありませんが、膝の痛みの原因として
『 太っている事が原因 』
と説明する医療機関や治療家がいるようです。
ところがこれは大間違い。
それが原因ならば、太っている人全員が膝の痛みに悩まされている事になりますが実際にはそうではありません。
逆に痩せている人でも、膝が痛いという人はいます。
そういうと『 それは筋力がないからだ 』
と体重が原因と考えている方々に言われてしまいそうですが・・・
このように、太っている事が原因と言っている治療家たちは、太っているのに膝が痛くない人の事をどう説明するのでしょうか？
また痩せている人でも膝が痛いという人がなぜ痛いのかをどう説明するのでしょうか？
筋肉があるムキムキの人でも膝が痛い人がいますが、どう説明するのでしょうか？
とってつけたような説明をするのだろうと想像ができます。
膝の痛みだけに限りませんが、本当の原因とは辻褄が合うものです。
そしてその本当の原因は、正しい処方をする事でその場でその原因が改善されている事を実感する事ができます。
まだ始めたばかりだから効果が出ないはウソです。
その場で改善されいてる事を患者様自身が実感できるのです。
もし膝の痛みで悩まれている方で現在治療を受けているのに、
本当の原因と説明を受けてきた事に矛盾を感じるなら、
処方によってその原因がその場で改善されている事を実感できていないなら、
それは本当の原因ではないし、本当の原因に対する処方ではありません。
これ以上効果のない治療に対して貴重な時間やお金を費やさないでください。
あなたは膝の痛みの本当の原因を把握していますか？
