2018.07.30
機能しているとは、意識しないでも勝手に力が入るという状態。
名古屋市中区大須のたけし接骨院院長の水之江です。
これまでもお伝えしてきたように、肩こり、腰痛、膝の痛み、腱鞘炎、五十肩、ヘルニア、スポーツ障害など多くの症状は、身体が機能的ではないからでてしまうものです。
決して使いすぎとか姿勢が悪いからとか仕事の内容が原因ではありません。
機能していないと言っているのは関節を動かす筋肉が正しく働いていない状態で、そうなると働かない分の負担が働いている筋肉にかかったり、関節運動を行う一部の筋肉が働かない事によって関節のスムーズな運動が行えない事が関節にも負担がかかるという事とお伝えしてきました。
このような内容は来院される患者様には初診の段階で必ずお伝えしていますが、その中で多くの方が疑問に感じている表情をされます。
『 機能していないってどういう事? 』
と言った具合にです。
そうなってしまうのは仕方のない事で、なぜなら一般的になっているのは筋が機能していないという考え方ではなく、筋肉が弱いという考え方だからです。
ですから、多くの方は力が入っていないのは機能していないからと考えず、筋力が弱いからと考えます。
本当に原因から治していこうと考えたとき、まずは患者様がご自身の身体の現状を把握しなければならないと常々考えています。
もし、『 機能していない 』を『 筋力の弱化 』と患者様が捉えていたら、次の行動はどうなるか?
それは『 鍛える 』となります。
鍛えれば筋力は向上しますから。
それに対して『 機能していない 』と患者様が捉えていたら、次の行動は機能するようにするべき事をするとなります。
たけし接骨院での治療を受けると、先ほど検査をしたときに力が入っていなかった部位に『 筋トレ 』をしていないのに力が入るようになります。
この時、多くの患者様が『 機能していないのではなく、筋力の弱化 』ととらえていますから、力が入るようになった時に驚かれます。
こうして、筋トレをしていないのに筋力が回復すると、ここでやっと『 機能していないという事がある 』と理解してくれると同時に、痛みの原因は『 機能していないからだったんだ 』と言う事も理解してくれます。
なぜなら、機能するようになると症状が出ている部位を触る事がなかったのに、症状が改善している事を実感するからです。
こうして筋トレと機能している状態は別で考えなくてはならないという事を把握した患者様は、機能し続けるための事をしなくてはならないと思えるのではないでしょうか^^
あとは、その方法をお伝えしていくだけ。
たけし接骨院で考える根本的な治療とは、自分で痛みの出ない身体にする事ができるという状態の事と考えています。
その為には患者様がご自身の身体の現状と痛みがでるメカニズムに詳しくなり、その解決法も学ぶ必要があると考えています。
ですから、たけし接骨院に通院されている患者様はご自身の身体の事、痛みのメカニズムについて詳しくなっていかれます。
先日、患者様が言ってくれました。
『 肩こりで悩んでいる人は世の中にたくさんいて、本当の原因を知らずに長年治らないでなやんでいると思います。この事を知ったら多くの方が喜ぶと思います。 』と。
嬉しいですね。
こうやって言えるのはこの患者様はそれほどに自分の身体の事に詳しくなり、症状のメカニズムに詳しくなっているという証拠。
私の目指すところはこういう事。
日本中の方に本当の原因を知ってもらい、痛みから解放され健康になってもらいたい。
最近その為には、私がパイオニアにならなければいけないのかなって思います。
あなたは痛みの本当の原因とその解決法を知っていますか?