2018.08.18
腰痛や肩こりが再発しない身体づくり、必要なのは正しい歩行。
名古屋市中区大須のたけし接骨院院長の水之江です。
腰痛や肩こりなどの症状から解放され、再発しないようにしたいなら正しい歩行をしなくてはなりません。
これまでもブログに書いてきましたが、この歩行が大切というのは患者様から教えてもらったようなもの。
10年以上前になりますが、当時治療を終えて帰られる患者様からこう言われました。
『 治療が終わった後は楽なんだけど、自動ドアから出るとまた痛いんだよね 』
と。
はじめて聞いたときは『 気のせいでは? 』とおもったのですが、同じことを他の患者様からも聞くようになり、
『 これは何かあるのでは? 』と治療を終えて帰っていかれる患者様の歩行を観察していました。
するとそういっておられる患者様ほど、歩行が上手くできていないのです。
それがわかってから歩行を指導するようになったのですが、同じようにお伝えしてうまく歩けるようになるまでが早い方と、遅い方がいらっしゃいました。
これは私の経験ですが、歩行の上達が早い人は症状が取れるのも早く、遅い人では症状が取れるのも遅い実感がありました。
歩行の上達にはその人の運動神経や理解度に個人差がある為に差がでてしまうのは仕方のない事だとしても、それ以外にもそのように差が出てしまう原因は他に何があるのだろうと観察をしていました。
そして分かったのは、運動神経や理解度以外にも治療を終えた後の筋力の回復具合に差があって、筋力が強い方ほど歩行上達が早く、弱い方ほど遅いと言う事でした。
それからは正しい歩行をするために必要な筋力回復の為のリハビリを処方をするようになったのですが、歩行しかお伝えしていなかった頃と比べて上達までが全体的に早まり、それと同時に症状が取れるまでの時間も短くなりました。
痛みをとるだけなら治療だけでいいかもしれません。
しかし再発しないようにするには、痛みの原因を除去しなくてはなりません。
上記のような事からもその原因となっているものの多くを占めているのは、『 歩行 』なのだと考えています。
あなたは正しい歩行ができていますか?