2018.08.24
体幹トレーニングをしているのに、実際に機能していない人が多い。
名古屋市中区大須のたけし接骨院院長の水之江です。
最近はトレーニングブームでパーソナルトレーニングジムがたくさんできてきています。
そのおかげでトレーニング人口も増えたのではないでしょうか?
私もトレーニングが好きなので、そんな世の中になってきたことをうれしいと思っています。
そんなに鍛えてどうするのと前より言われなくなりましたからね(笑)
そうやってトレーニングをする人が増えてきているのですが、それなのにせっかく鍛えた筋肉が機能していない人がいます。
(これ私です、100㎏!)
こう聞くとゴリゴリに鍛えている人ほど『 鍛えているのに機能していないはずがない 』と思う事でしょう。
しかし私は実際に機能していない人が殆どではないかと考えています。
なぜなら、
・プロの格闘家
・スノーボード選手
・社会人ラグビ―
・社会人バスケットボール
・フィギュアスケート
・ゴルフ
・陸上選手
・野球
・サッカー
など様々なスポーツ選手が来院されますが、どの選手もトレーニングを仕事の様にこなしている人ばかりなのに筋力検査をすると機能していない筋肉があるからです。
トップレベルの選手でもそうなのだから、どれほどの人が機能的でないままスポーツをしているのでしょうか、全く想像がつきませんね。
機能していない筋肉は、意識して力を入れようとしてもうまく入りません。
このような方々に検査をすると『 そんなはずはない 』という反応をされますがすぐに、『 確かに力が入っていないな… 』と実感されます。
日ごろからトレーニングをしている人ほど、力がうまく入らない事を信じたくないという心理なのだと思います。
でも力が入っていないものは入っていないのです。
最近はいろいろなトレーニング法があり、トレーニングマシンも進化しているので狙った筋肉を鍛える事はできるのですが、いくら鍛えていたとしても日常の動作の中で働くかどうかは別で考えなくてはいけません。
なぜなら、トレーニングしている時のフォームが日常の中で常にあるわけではないからです。
日常の歩行や、階段を上るとき、走るとき、物を持つとき、手を上げる時などそんな何気ない動作で意識して力を入れようとしなくても力が入るのが本来の姿。
たけし接骨院に来院される患者様にはまず、このような現状がある事を検査を通して体験してもらいながら理解していただきます。
現状を把握しないとどう改善すればいいのかが明確になりませんからね^^
そうやって理解してもらう所までくると、ここでたまに言われてしまう事があります。
『 それなら機能していない筋肉を鍛えればいいですか? 』と。
答えはNOなんですが、そう言いたい気持ちは昔の私もこの考えでしたからよくわかります。
また戻りますが、仕事のように鍛えている人でも力が入らないんです。
だから鍛える事と機能させる事を別で考えなくてはならないんですね。
鍛える事と機能する事が別であるという考え方を持つことが必要です。
あなたの身体は機能的だと言えますか?