2015.03.16
『チーム力とは個の力の総和を超えること』の身体への応用 著者:神尾健太
こんにちは。
チーム力とは個の力の総和を超えることなんですが
結局のところ最後勝負を決するのは
チーム競技のスポーツでもそうですが
チーム全員でつないだボールも
最後シュートを打つ人がミスしたら
今までのすべてが無意味になってしまうと思うからです。
そこで今日はこの
『チーム力とは個の力の総和を越えること』を
治療家としての視点からお話します。
まず、身体において個とは一つずつの筋肉を指すことになり
筋肉は単体でもそれぞれ明確な役割を持っています。
しかし私たちが何か動作をするとき
筋肉が単体で活動することはありません。
筋肉たちはチームのようにお互いを助け合いながら働いているんです。
そしてこのチームの中で特に重要で
司令塔的な役目を果たしているのが体幹の深い部分にある筋肉です。
それらをまとめてインナーユニットといいます。
どんな動作をするときにでもまず初めに活動しているのが
実はこのインナーユニットなんです。
なので身体を効率的に使うためには
まずこの全骨格筋の司令塔を活性化させ、強化していけばいいんです。
そして今まで腕のや足、首などひとりで頑張りがちだった筋肉を
チーム全体で能力を発揮できるようにトレーニングしていくと
慢性的な肩コリや腰痛、腱鞘炎などの治療、予防に