2015.03.16
風邪気味のひと、多くない??
どうも。 風邪気味の岩崎です。
この季節、花粉か風邪かよくわからない症状に悩まされてる患者さんが多いですね・・
この季節の風邪、じつは気を付けなけないと危ない、『厄介者』なんです!
今回は、鍼灸師らしく東洋医学からみた風邪についてご紹介したいと思います。
春は東洋医学では、『風邪』(ふうじゃ)という邪気が一年で一番強くなる季節です。
東洋医学には季節によって振り分けられる『五邪』と言うものがあります。
その五邪を季節に分けると・・・ 風邪(春)・暑邪(夏)・湿邪(土用)・燥邪(秋)・寒邪(冬)
となります。
振り分けられているように、春には風の邪が体に入りやすい!!
春の風邪の症状を書いていくと 身体がだるい、寒気がするという状態になります。
そして気づけば、熱も出てくる状態になったら間違いなく春の風邪です。
この症状は、よく一般的な風邪の症状と一緒なのですが、春の風邪の特徴として
あまり高い熱、高熱が出ない
という症状で我慢できてしまう事が多いんです。
僕の場合も、体のだるさが続いていたのに、休養をしっかり取らずにうごきまわった結果、
こじらせてしまったという結果に・・。
では、東洋医学視点から、この『邪』というものを吹き飛ばす方法をお教えします。
それは・・・・
1.鍼灸治療をする。
鍼灸は体の陰陽バランスを整えて、邪気を払うだけでなく入りにくい体をつくります。
2.自分で払う。
調子の悪いときは、肌が乾燥するなどの自覚症状がでるはず。
「へんだな!」と思うところをサッと埃を払うように手で払うと邪気が払えます。
3.手を打つ!
邪気も生き物だと考えます。いきなり「パンっ」と手をたたくだけでビックリして飛んできます。
それだけで風邪が治るケースは少なくないんです。
おもしろいでしょ?東洋医学って(^^)
ではすこし外にでて、手をうって邪気を飛ばしてきます。
ではまた・・・。