2018.12.11
変形性膝関節症の痛みであきらめている方へ。
名古屋市中区大須のたけし接骨院院長の水之江です。
先日もたけし接骨院に変形性膝関節症で長年お悩みの患者様が来院されました。
その方は、整形外科、整体、接骨院、鍼灸院を転々として様々な治療を受けてきたが治らないということで来院されました。
長年そうやって転々として治療を受けても良くならないばかりか痛みはだんだんひどくなり、ついには整形外科で変形性膝関節症と診断され、医師には
『 変形している事によって痛みが出ている 』
と言われたそうです。
このような状況になっているのはこの方だけではありません。
たけし接骨院に来院されている変形性膝関節症の患者様の多くは、同じような事を言われます。
まず、膝に痛みを感じ病院へいく。
レントゲン上では異常がないので、湿布で様子をみましょうと言われる。
それでも痛いから、病院以外にも整体、鍼灸、スポーツジム、カイロなどへ行く。
病院ではヒアルロン注射を打ったり、水が溜まったら抜くの繰り返し。
そんな事を何年も繰り返しているうちに、ある日レントゲンをとったら変形性膝関節症と診断される。
医師には変形しているせいで痛いのだから、このまま変形がきつくなるようなら手術。
といった流れになっていると実感のある方も多いのではないでしょうか。
本当に痛みを治したいと思うなら結果にフォーカスするのではなく、なぜ痛くなったのかと原因にフォーカスしてそれを除去する方法をとっていかなくてはなりません。
なぜ膝が痛いのか?
なぜ変形性膝関節症になったのか?
の部分。
それはレントゲンやCTやMRIの画像では移らない部分。
筋肉が正常に機能しているかどうかです。
画像診断では筋力がどう働いているのかはわからない為、見落とされてしまう事が多いのですがここが大切です。
『 関節は動いているのだから、機能していないわけがない 』
一つの関節は一つの筋肉で動くわけではなく、たくさんの筋肉が協力して動かしていますから、2、3個の筋肉が働いていなくても動かせてしまうのです。
だから一見正常に動いているように見えても、細かく見ると正常に動いているわけではありません。
その為スムーズな動きができていない状態で関節を動かしているという事になり、それが関節内の構造物同士が擦れ合ったり、ぶつかったりして痛みの直接の原因となります。
そのような状態が長く続けば、関節は負荷のかかっているように変形していくわけです。
ですから、正常な関節運動をするためにはその関節を動かす為に必要な筋肉が正常に働く必要があります。
それなら『 筋トレをすればいい 』と思う方もおられるかもしれませんが、闇雲に筋トレをしても機能していない部分に力が入るようにはなりません。
もし機能を考えずにトレーニングをすれば機能していない部分を補うように今力が入るところだけで関節運動を行う事になるので、よかれと思って行っている事がさらに偏った負荷をかける事になるので傷める事になってしまいます。
ですからトレーニングする事と機能する事は別で考えなくてはなりません。
まずは機能するようにしてからトレーニングをする事が大切です。
機能させるために必要なのは、『 身体の使い方 』です。
それはトレーニングではありません。
立ち上がったり座ったりする動作
歩行
物をもつ動作
など日常生活の中にある様々な何気ない動作。
トレーニングをしなくたって、こんな簡単な事で機能するようになります。
その動作をする為に必要な筋力強化は必要ですが、それは膝の周りのトレーニングではありません。
膝以外の部分の強化です。
重い物を持ったりはしません、地味で高齢者の方でも誰でもできる負荷の弱いトレーニング。
身体の使い方の練習という感じのトレーニング。
筋肉の起始と停止、距離を考えた地味なトレーニングです。
パーソナルトレーニングが主流になってきて、派手なトレーニングが目を引きますがそれらは機能的にするために行うものではありません。
そのようなトレーニングも必要ですが、区別が必要。
機能するための動作を獲得するための、地味トレ。
身体に何か痛みがある方は、まずは機能的な身体にするための事をしなくてはなりません。
たけし接骨院では、その機能させるという所を得意としています。
機能的にさせるには、ここまでお伝えした地味なトレーニングや日常生活動作の改善は大切です。
いわゆる筋骨格系。
それ以外にも筋骨格と内臓は筋膜でつながっているので、構造の部分でいえば内臓に原因がある場合もあります。
またそれらの原因が精神的なものであったり、消化吸収や栄養にあったりします。
構造・生体化学・精神の部分。
多角的にみて、膝の関節が機能するようにしなくては膝の痛みはとれません。
あらゆる方向からアプロ―チして、『 機能する 』ようにする事が大切。
本当の原因をみつけて、そこを除去する事で『 機能する 』ようになります。
たけし接骨院では、このように症状についてのブログを定期的に更新しています。
このブログ記事をお読みいただき、『 膝の痛みでお悩みの 』方がお多く来院されています。
その為、本日又は翌日など近日中に予約したいというご希望に添えない事が殆どです。
中には様々な治療をしてもよくならず、医療機関を転々としてたけし接骨院に来院される患者様もおら
れます、そのような方々は『 本気で治したい 』という考えておられます。
私もそのような『 本気で治したい 』とお考えの方の治療をするために、時間を使いたく思っておりますので今後も同じように『 本気で治したい 』という方をお待ちしております。
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