2017.12.02
弾発指(ばね指)の原因も手の使い過ぎではありません。
先日、弾発指(ばね指)の患者様が来院されました。
こんにちは、たけし接骨院の水之江です。
先日弾発指(ばね指)の患者様が来院されたのですが、その方はまだ20代後半の若い女性。
この方はエステサロンで脱毛の施術を担当しており、脱毛のヘッドを持つ手の中指が痛みと共に引っ掛かるようになり来院されました。
施術時間は一度の施術で4時間半ほどかかるようで、その間中ずっと脱毛のヘッドピースを持っていなくてはならないそうです。
普通はこのようなお話しを聞くと、それだけ長い間手を使うのだから弾発指(ばね指)になっても仕方ないかもしれないと思われるかもしれません。
またはっきりと言わせていただきます
(最近はっきりと言いますシリーズになっています(笑))
長時間持っていなくてはならないという事が本当の原因ではありません。
もしそれが本当の原因だったとしたら、脱毛の施術をしている人が全員弾発指(ばね指)になっていなくてはなりません。
実際はそうではありませんね^^
これも先日ブログに書いた腱鞘炎と同じように、骨のアライメント異常によって引き起こされる事です。
アライメントの異常が起こってしまう事については、腱鞘炎ブログを読んでみてください。
腱鞘炎ブログ↓
https://goo.gl/mmrGoE
こういった患者様が来院されたとき筋肉矯正といって骨アライメントを正常化する施術を行うのですが、この治療は手を施術するものではありません。
主に股関節を治療するというもの。
腱鞘炎や弾発指(ばね指)など、手の症状があるのだから手に何らかの治療をしてほしいと思われるのが一般的かもしれません。
そんな中、手を一切触らず股関節の治療をいきなり始められたら
イヤイヤ、私の悪いところはそこではありませんよ!!
となってしまいます。
ですから、施術をする前に必ず説明をするのですがたけし接骨院の説明はただの説明ではありません(大げさ?w)
たけし接骨院では、その症状がなぜ出てしまったのかを私独自の検査を用いながら体感して頂く体感型の説明です。
全国の治療家にも学ばれている検査法です。
『 よく手の使い過ぎだから痛くなったと言われるこの弾発指(ばね指)ですが、もしそれが本当ならそのお仕事をしている人がみんな同じ症状で悩まれるはずですね。 同じ仕事をしているのにあなただけに症状が出てしまっているのは、あなたの身体に脱毛を4時間半すると痛みが出てしまう原因があるのです 』
と説明します。
加えて、『 その証拠にこうしたら手を握っても痛くないんじゃないですか?』と私が一時的に骨アライメント異常を修正した状態で手を握ってもらうと、その瞬間に先ほどまであった痛みが消えてなくなります。
これを体感した時、患者様は『 本当だ! 痛くない 』とアライメント異常を修正した時に痛みがなくなる事を体感するわけです。
こうしてアライメント異常を修正する事で痛みが取れるという事に納得してもらったら、初めてアライメントを修正するための施術を行っていきます。
このとき患者様は『 筋肉矯正を受けたほうがいい 』という知識を得ただけでなく、『 アライメント異常が痛みの原因だったんだ 』という知識を得る事になります。
こうして、患者様自身が痛みの原因について理解する事が症状を改善する近道だと考えています。
治療だけでなく患者様自身が痛みの原因を知り、常日頃からアライメント異常を改善するための行動をとってくれるようになったら痛みの原因を治療の時だけではなく、普段から除去する事ができるようになっていくので治癒を早めます。
更に、何度も繰り返す痛みに悩まされている方でも痛みの原因について詳しくなることで今後繰り返す事はなくなるでしょう。
根本治療とは再発しない身体づくり。
その為には患者様が自分の身体の現状や、痛みのメカニズムについて詳しくなっていく事が必要だと考えています。
皆さんは弾発指(ばね指)の本当の原因をしっていますか?
またアライメント異常を引き起こしている原因を把握していますか?