2017.04.04
当院の治療は、一生に一度のつもりで。※肩こり、腰痛、膝の痛み、ヘルニア、スポーツ障害も
肩こり、腰痛、膝の痛み、ヘルニア、スポーツ障害などの症状。
これらは治療してもらい症状がなくなったからといって、再発しなくなったという方は少なく通院終了後しばらくするとまた再発するという事を繰り返している方が多いのではないでしょうか?
それに対して足首の捻挫は、癖になったものは別として一度捻挫したからといって慢性的に捻挫のためにツライ思いをしている人は少ないのではないでしょうか?
この違いは何なのか??
それは原因が明確なのか、そうでないのかです。
足首の捻挫はその原因が捻る(ひねる)で、これは誰もが知っている明確な原因ですね。
具体的に捻った時(どのようにして)にその部位にどのような事が起こるのかは次の通り。
靭帯(どこに)という関節を安定させている組織に過度の伸長ストレス(どんな)がかかり、その力に耐えきれない靭帯の組織が部分的に断裂したり、完全に断裂(どうなるのか)したりします。
こうして痛みが出ます。
それでは、肩こり、腰痛、膝の痛み、ヘルニア、スポーツ障害はどのような事が原因だと一般的に言われているのか?
それは大体こんな感じではないでしょうか。
・長時間のデスクワーク
・長時間のPC作業
・重い物を持つ事が多い仕事
・長距離を歩いたから
・立ったり座ったりが多い
・立ち仕事だから
・冷えるから
・天気が悪いから
・激しい運動したから
・体に悪いスポーツをしているから
・家族みんながそうだから
上記は足首の捻挫の様に、どのようにして、どこに、どんな、どうなるのかと説明することが難しい抽象的なものばかり。約20年この業界にいますが、昔から同じような事が原因だと言われている方が多いように思います。
足首の捻挫はその原因が『 ひねる 』だから捻らないようにすればその方は一生、捻挫をすることがありません。それに対して、肩こり、腰痛、膝の痛み、スポーツ障害はよく言われている原因が抽象的だから、防ぐことができない、防ぐことができないから痛みが再発します。
もし私が抽象的な原因と言っている事が本当の原因だとしたら、この環境にいる人全員が症状に悩まされている事になりますがそうではないですよね?
同じ環境にいても症状が全く出ていない人もたくさんいます。
そこで私の考えは、同じ環境にいても痛みが出る人は痛みが出てしまう身体の状態になっているのではないかという事です。
痛みが出てしまう身体の状態、簡単にいうとこれが明確な原因です。
(具体的には、筋力発揮の仕方、動きなど人によって違います)
(肩こりになる人の身体の状態についてのブログはこちらをクリック)
症状がでてしまうのは『 自分の身体は痛みが出てしまう状態になっているからだな 』と把握できれば、捻挫しない為に捻らないよう気を付けるのと同じように、同じ環境にいながら痛みが出ない人と同じように『 身体を良い状態に持っていく必要があるな 』と判断できます。
環境のせいにしてしまっている時は、自分の身体に原因があるとは考えないので変えようとせず、治療を受けてもその治療が対症療法だったらズルズルと長引いたり、症状がなくなったとしても再発する事を繰り返してしまいます。
私は施術を行うだけではなく、各種の検査などから痛みが出てしまう状態を患者様に把握してもらい、そこからどのようにすれば良い状態に持っていけるのかの方法までをお伝えし、それがうまくできているかなどもチェックをして確実に原因が改善に向かうようにしています。
そうして治療に通院してもらいながら、身体の状態を良くしつつ、自分の身体の状態に詳しくなってもらい、良くなる方法をマスターしてもらいますから、その後は捻挫と同じように自分で痛みが出ないようにコントロールできるようになっていくという流れ。
自分で痛みの出ないような体にもっていくことができれば治療の為に通院することもありません。
ですから、タイトルにあるように一生に一度というのは大げさな話ではないんです。
※実際には一生に一時期のつもりで。数回は治療に時間をいただいています。
治療のために時間を費やすのではなく、好きな事に時間を費やしたいですよね^^
痛みが出ない身体にするには知識を付ける事が必要なので、一度の施術では不可能です。
一度の効果を求められればそれも実感してもらえると思いますが、再発しないように知識をつけて自分で痛みが出ないようにコントロールできるまでになるには時間が必要です。
ですので、一度の治療で良いから痛みをとってほしいという方は当院は合わないかもしれません。
時にはかなり踏み込んだマニアックなお話しもすることもあるので、面倒くさいかもしれないからです(笑)
当院は知識を身に着け、再発しない身体づくりをしたい方にはおススメです。