2017.12.26
機能的な体=負荷がかからない=症状なし=美しい
身体が機能的なら負荷がかかるところがないので痛みが出現しないし、過剰に頑張る筋肉がなくなるので均整のとれた美しい体になります。
つまり健康的で美しい身体を作るには機能的な身体でなければならないという事。(ここでは筋骨格系の話に絞ります)
たけし接骨院に通院される患者様の身体が機能的かどうかを評価する事は、治療や美容上最も重要な事なので全員に必ず当院独自の検査を行います。
その結果機能していない部分について説明すると際患者様は『 言われてみれば・・・ 』という表現をする方が殆ど。
多くの方は身体が機能的かどうかをあまり考える事がないからこのような反応が出るのだと思います。
普通に手や足が曲がるし伸ばせるし歩けるし走れるのだから機能しているかどうかは考えもしない事なのだとは思いますが、たけし接骨院では治療上最重要事項。
なぜなら人の身体には約640個もの筋肉があり、一つの関節を動かしているのは一つの筋肉ではないからです。
具体的には一つの関節を動かすためにたくさんの筋肉が協力しているわけですが、その動きとは単に曲げるや伸ばすだけではなく、曲げ伸ばしをしながら回旋したり、前方や後方へ滑る動きなども複合しています。
その動きを制御しているのはそれぞれ、曲げる、伸ばす、回旋させる、滑らすための筋肉ですが、もしこの筋肉の内一つでも働かない状態があったとしたらどうでしょうか。
一見すると曲げ伸ばしができるから異常がないと思っていても、曲げ伸ばしをしながら本来なら回旋の動きもなくてはならないのに回旋の動きがないとしたら・・・・
3つの筋肉でする動作を、一つの筋肉でしか行っていないとしたら・・・・
答えは簡単ですね。
関節はスムーズには動かないし、一つの筋肉には働いていない2つ分の筋肉の負担がかかる事になります。
この事からもわかるように機能的かどうかをみるのに、関節が動いているかどうかだけで判断するには情報が足りないわけです。
関節運動だけでなく曲げる、伸ばす、回旋するなどそれぞれの動きを担う筋肉が働いているかどうかを診ている場合でも、その筋力が『 弱いか 』『 強いか 』という見方が殆ど。
こういう見方をしている場合『 弱い 』という判断が下されると、強化するための事を行いますが、多くの場合『 弱い 』のではなく、筋力が発揮できない状態にあります。
その証拠に、たけし接骨院では治療する前の検査では力が入っていなかった部分に、治療後はトレーニングをしていないのにも関わらず、力が入るようになっています。
つまり『 弱い 』のではなく機能していないという事。
長年の経験で患者様に対し行ってきた治療の反応を検証してきた結果分かった事は、機能しているかどうかが大切だという事です。
機能していないのはどこなのか?
機能していないのはなぜなのか?
機能するためには何が必要か?
と考え、対応していった事でできた検査法と治療、処方で機能低下してしまっている身体を機能的な状態にさせます。
機能的な状態とは負荷がかからずスムーズに動く事ができ、均整のとれた身体になる事の意味がお分かりいただけたでしょうか?
皆さまの身体は機能的ですか?