2017.06.12
肩こりを根本的に改善するには正しく足が使えるようにすることが必要なのですが・・・・
今日は肩こりで悩まれている患者様が久ぶりに来院されました。
こんにちは、たけし接骨院の水之江です。
今日は4年ほど前に通院していらっしゃった患者様が久しぶりに来院されました。
その当時も肩こりで通院してくださっていたのですが、今回も再び肩こりで来院。
忙しくて通院できなくなってしまっていたとのこと。
たけし接骨院に通院される患者様には治療だけでなく日常生活動作や運動療法(リハビリ)を処方して、根本的に症状を改善する事と再発しない身体づくりをしていってもらっているのですが、そこまで行かないまま忙しくなってしまわれてしまったようです。
少しでも改善したいとの思いで、忙しいながらもたけし接骨院のYouTube動画で見た体操をやるようにしていたが、それでも改善されなかったとのことでした。
通院されている患者様の中にもリハビリをやっていても治らないと言われる患者様もたまにいらっしゃいますが、体操をやっているのに効果が出ていない方に共通していることと感じるのは次の内容です。
・治療を要するほどに悪い状態にある(リハビリだけではどうにもならないくらい)
・私がリハビリの処方を間違えた(最近は少ないはず・・・)
・リハビリのやり方が間違っている
・リハビリの順番を間違えている
・日常生活が改善されていない
今回はその中でも、リハビリについて少し記載していこうと思います。
肩こりのリハビリとして足のリハビリを処方する事があります。(下記リンクをみてくださいね)
https://www.youtube.com/watch?v=tgkDF0GumA4&t=9s
このリハビリはすぐにできる人とできない人がいます。
できないのに何とか頑張ってやってくださいと言ってもできないものはできないのです。
それは決して足の筋力が弱いからではなく、筋力が発揮できない機能不全の状態があるからです。
もちろん筋力が弱いからという考えも当然ありますが、そればかりではなく機能不全があるからできないという事もあるのです。(今回はヘルニアとかの神経症状の話ではありません)
できない=筋力が弱いという考えだけの人がいますが、それではリハビリの処方は同部位の筋力強化のみになり、できない理由が筋力の弱化でない時には治癒を遷延させます。
ですからもし機能不全だった時にはこのリハビリを処方せず、できなくなっている理由を探してそこを改善するための処方となります。
そうして機能が回復されたとき、動画のようなリハビリを行わなくても同じ動きができるようになります。
正しい処方がされると、その運動をしていなくてもその場でできなかったことができるようになるのです。(完全ではないですよ)
ですから必ず患者様の状態を動作分析や各種検査を行い把握して、その状態から判断し必要なものを必要なタイミングで処方する事を大切にしています。
もし処方の内容やタイミングを間違えると治癒の遷延となる可能性が高くなるだけでなく、患者様がそのリハビリ自体が正しく行えず、できないのに無理をして代償動作をしてしまい、症状を悪化させてしまうケースもあります。
患者様は処方したリハビリや日常生活動作に真面目に取り組んでくれる方々ばかりなので、リハビリ処方内容やタイミングは大切です。
たけし接骨院のYouTube動画は、たけし接骨院に来院されて運動を既に処方されている患者様の確認用ですので、処方がされたことのない方はそれだけを鵜呑みにして実践する事は避けたほうがいいいかもしれません。
この事からも言えるのは、以前のブログにもちょこちょこと書いていますが、
フィジカルの前に機能的かどうか。
たけし接骨院では動作分析と各種検査で原因を明確にして、治療・正しい日常生活動作・リハビリの3つで根本的に改善していきます。
もしジムにいって運動しているのに改善しない、治療に行っているのに改善しないなら身体のどこかに機能不全があるかもしれません。
そんな方も大歓迎^^
お任せくださいね。
追伸:最近は髭を伸ばしていますので、この写真とは少しちがうと思います☺