2016.12.09
背中の痛みには肩甲骨はがし!…ちょっとまった!
寒くなってきましたね!
体調を崩されている方や、ギックリ腰になる方が多いのでみなさんお身体は温めて
生活してくださいね。
こんにちは山田です。
さて、肩こりのある方で治療法をネットで調べたことがある方、
もしくは、治療院へ通っているかたで、聞いたことがあるかもしれない施術。
「肩甲骨はがし」
肩を動かすとき、肩甲骨と肩は連動して動かなければいけません。
それを「肩甲上腕リズム」と言います。
「肩甲骨が硬くなっているから、背中に痛みが出ています。」
「肩甲骨が硬くなっているから、腕が動かしずらくなり、肩こりが出るんです」
なので肩甲骨をほぐしましょう!!
という説明を受けて、肩甲骨の下に手を入れて筋肉をほぐす治療
「肩甲骨はがし」を受けたことありませんか?
肩甲骨の柔軟性はかなり重要です。
でも…ちょっとまって!!
背中が痛いから、肩こりがあるから
肩甲骨をほぐせば良いというのは間違いです。
自分の姿勢を確認してみてください。
肩甲骨の痛みやだるさを訴える方のほとんどが
「猫背」になっています。
猫背になるとどうなってしまうのか。
左の絵は、胸を張っている姿勢で、肩甲骨は中央に寄っています。
右の絵は、猫背になり、肩甲骨は左右に開いています。
肩甲骨が左右に開いていると筋肉はどうなるのか。
肩甲骨の内側のとこが痛い!だるい!というときの原因の筋肉は
この、「菱形筋」という筋肉です。
ある程度中央に寄っているのが正常な肩甲骨の位置ですが、
猫背になり肩甲骨が開いてしまっている状態では、
この「菱形筋」という筋肉は常に伸ばされてしまっている状態です。
常に伸ばされてしまっていて痛みが出ているこの筋肉に対して、
痛いから、マッサージ、ストレッチなどでさらに伸ばしてしまったら…??
余計に後から痛くなることがほとんどだし、
痛みが出ている原因がまったく治っていないので、痛みは取れません。
この場合の痛みの原因を改善しようと思ったらどうすればいいのか。
「筋肉を使ってあげる」が大事です。
なぜ使ってあげるのが良いのか。
ちゃんとした理由があるのですが、ここに書いてしまうとかなり長くなってしまうので
実際に背中の不調で当院にお越しになった場合には、
丁寧に最後まで説明させていただきますね^^