2017.05.30
腰部椎間板ヘルニアの手術後に再び腰痛になってしまった患者様が来院されました。
腰部椎間板ヘルニアの手術をしたのに、再び腰痛になってしまった患者様が来院されました。
その患者様は整形外科で昨年の7月にヘルニアのopeをして定期的に検診に行っていたそうです。
そしてついこの間完治していると言われたので、これまでやりたくてもできなかった運動『ヨガ』をしたらまたひどい腰痛になってしまったと言われて来院されました。
その方以外にもヘルニアのopeをしたのにも関わらず、腰痛を再発されて来院される方はたくさんおられます。
opeをしたのに何故このような事が起こるのか?
なぜならopeによってヘルニアは治っていても、そのほとんどが原因までを治していないからです。
そのような患者様に『なぜヘルニアになったのか説明を聞いた事がありますか?』とお聞きすると、聞いていない又は一般的によく言われているような
・重い物を持ったから
・クシャミをした瞬間に
・身体が弱いから
・姿勢が悪いから
・太りすぎだから
etc…
等です。
前にもブログに書きましたが、どれも抽象的な事ばかり。
同じ環境にいても腰痛になる人とならない人がいるのに、この説明では辻褄が合いません。
そんな説明をされているくらいだからもちろん、ヘルニアになってしまう本当の原因を改善するための事を行っているわけがありません。
ヘルニアにいきなりなるわけではなく、何らかの負担がかかっているからヘルニアになります。
症状を改善するためにはこの何らかの負担を明確に把握して、その負担を除去するための 『 何か 』をする必要があります。
それに対してopeしかしていない場合、原因を改善する事を行っていないのだから、負担は除去されず再び痛みが出てしまうわけですね。
この事は当院に来られるヘルニアope後の腰痛の患者様全員に共通しています。
では本当の原因とは何か?以前のブログを参考にしてくださいね!
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