2017.11.20
西洋医学の得意とするのはなにかご存知ですか?
私なりに考える西洋医学の得意とする所とは、身体に起きている事をしっかりと診断して、症状をとる事だと思います。
おはようございます^^
たけし接骨院の水之江です。
タイトルにある西洋医学の得意とするところとは何か・・・
それは診断と症状を取り去る事。
素晴らしく高い技術と効果が出せるものであると思うし、それが必要なものでもあると思います。
そのうえで原因治療と対症療法どちらかと言えば後者でしょう。
そんなはずはないと思われるかもしれませんが、私はそう思います。
良い悪いというわけではなく、それが必要な時もあるのでその時々で最良の選択をする事が大事だと思っています。
たけし接骨院には様々な症状を抱えて患者様が来院されますが、そのほとんどの方が他の医療機関で治療をうけていたのに治っていないばかりか、ひどくなっている方をたくさん診てきました。
それは長い間根本治療と思い込み対症療法をしてもらっており、原因が改善されていなかったからだと考えています。
実際に患者様からお聞きする治療内容は、対症療法といえるもの。
痛みが強い初期の段階では、そうした対症療法を取り入れていく事も必要になるかと思います。
その後は、なぜその症状が出てしまったのかを明確にして原因を除去していかなくては、対症療法で痛みが軽減しても再び痛くなるの繰り返しになると思います。
理想ははじめ辛すぎて我慢できないほどの時は対症療法で症状をとり、症状が楽になってきた段階で原因治療をして根本的に改善していく事がいいと思います。
長年症状に悩まされているという方は対症療法をいつまでも原因治療と思い込み、医療機関に通院した結果なかなか症状が取れない、再発を繰り返すという状態になるという流れになっているのではないでしょうか。
この事は戦後の国民医療費が右肩上がりになっている所を考えても、また各メディアで発信されている内容をみてもそう思えてしまいます。
国民医療費の推移は戦後1000億円に満たなかったのに、現在までウナギのぼりで41兆円を超えています。
寿命は延びているのに医療費が上がっているという事は、人口が戦後よりも増えている事を計算に入れたとしても、健康寿命が縮まっているということでしょう。
病院に行ったことがないという人はなかなかいないと思いますが、病院へ行くといつも満員というのを経験したことがありませんか?
行けば診察をしてくれて、薬を出されるという流れ。
薬で間に合わない場合は手術をする事も。
薬の役目は何でしょう?
抗生物質だったり、抗ウイルス薬であったり、降圧剤だったり、ステロイドだったり、抗がん剤だったりといろいろな種類の薬。
これらの薬は、何かが原因で増えてしまった細菌や、ウイルスやがん細胞、上がってしまった血圧を下げるためなど、出ている症状を押さえたり、増殖を押さえるためのもの。
ではなぜ細菌やウイルス、がん細胞が増殖して身体の中で悪さするのを許してしまったのか、なぜ血圧が上がるのかのなどの症状がでてしまったのかなどの原因追求があまり行われないのか。
それはそれをするとある人達が困るからなのではと思ってしまうほど、原因についてあまり大きく発信されていないように思います。
薬が売れなければ、売上が上がらないわけですからそうするしかないのか・・・と思ってしまいます。
実際にメディアもあまり根本治療について取り上げないのは、そういった大手製薬会社がスポンサーだったりするからだと思います、あくまで想像ですけど。
本当に原因を治そうとしたときには薬にお世話になる事がなくなります。
もしそうなったら、困る人が増えそうですが。
残念ながらそんな環境だから対症療法が根本治療というイメージがついてしまい、対症療法を繰り返してきた結果が、国民医療費を右肩上がりにする原因となっているのだと思います。
実際に私も対症療法を根本治療と思っている時期がありました。
今とは違う対症療法を行っていたころ、治ったといって喜んでくれていた患者様が再び痛くなってしまったと再来院されるのを何度も経験した時、『 今やっているこれは根本治療ではないのでは? 』と疑問に感じた事をきっかけに一般的に言われている事が根本治療と考えるのはやめました。
治療をして患者様の症状の改善度合い、原因の追究、施術後の身体の変化、原因改善度合いなど、かならず患者様の身体の反応をみて対処する事を繰り返してきました。
その結果、今は自信をもって根本治療をしていると言えるようになりました。
まだまだ勉強をしてもっと成果を出せるよう頑張りますが、いま行っている治療は対症療法ではないと言い切れるものになっています。
今はいろんな事をネットや著書で、情報を収集できるようになりました。
上記でもお伝えしたように根本治療だと一般的なっている事がそうでないと気づくには、患者様ご自身で知識を身に着け、今行っているその治療が本当に根本的な治療なのかどうかをある程度判断できるようになっていかなくてはならないかもしれません。
一般的に言われている事が本当なのか?とまず疑ってかかるが必要かもしれませんね。