2018.04.28
長年の悩んでいた顎関節症であっても12回の治療で終了。
今日からゴールデンウィークというのに、顎の痛みがひどくなってしまったという方からお電話があり、急遽治療をする事になりました。
せっかくのお休みというのにさぞ心配だったでしょう・・・
この患者様の顎関節症は今に始まった事ではなく長年の悩みで、これまでも口腔外科にいってマウスピースをつくってもらうなどの治療をしてもらっていたそうです。
ところが一昨日から急に痛みがひどくなってしまったそう。
治療をしているのに何年も治らず、さらにひどくなったという事になります。
これまでもお伝えしてきたように、西洋医学でできる事というのは症状を軽減させる事で、なぜそこに症状が出てしまったのかという原因を突き止めたり、改善したりは苦手としているように感じます。
この患者様は処方されていたマウスピースによってこれまでそれ以上症状がひどくはならなかったかもしれませんが、原因を治さないまま年を重ねて良くなる事は考えにくいです。
マウスピースは症状をおさえるのに良いかもしれませんが原因を改善するには至りません。
顎関節症の直接の原因は、顎関節内にある関節円板の動きが正常ではない事です。
その関節円板を正常に動かすには、それに関係する筋肉が機能していなければなりませんがその原因は顎にはありません。
ここを間違えると顎関節症は治らないのです。
そもそも関節円板を動かす筋肉が機能していないという概念がないから処方が的確になっていないような気もしていますが。
顎関節症に限らずですが多くの場合、このように本当の原因に対する治療がなされていないから症状が長引いてしまうのです。
タイトルにあるように、顎関節症は12回で終了します。
いくら長年の悩みであってもです。
12回の間にどんどん良くなっている事を実感しながらです。
まだ治療が始まったばかりだから、効果を感じる事ができないという事はありません。
症状別一覧 顎関節症⇒https://goo.gl/5LgJgq
1回の治療でも改善した事を実感できるのが原因に対しての的確な治療です。
そんなに効果を感じる事ができる治療でも12回かかってしまうのは、この12回の中で
・顎関節症になってしまう理由
・ご自身の身体の現状
・顎関節症になるメカニズム
・顎関節症にならない身体とはどんな状態か
・顎関節症にならない身体になる為の方法
を理解してもらうのに必要な回数でもあるからです。
上記の事がしっかり理解でき、実践できれば今後も自分で再発しないようにする事ができます。
それに対してもし1回の治療で顎関節症をよくなっても、なんで顎関節症になってしまったのかが分からない人は、知らず知らずにまたその原因を日常の中で繰り返してしまうかもしれません。
足首を捻挫をしないようにするには足首を捻らないようにすればいいのと同じように、顎関節症にならないように何をすればいいのかが分かっている人は、症状を長引かせたりする事なく再発するリスクも大幅に減らせるでしょう。
ですからたけし接骨院では、
・患者様の身体の現状
・痛みのでるメカニズム
・解決方法
について詳しく説明させていただきます。
あなたはご自分の身体の現状、痛みのメカニズムについて詳しいと言えますか?