2017.06.17
【膝痛】膝の水は抜かなくてもその場で引いていく。
わざわざ長野県から膝の痛みを治す為に、はるばるここ名古屋のたけし接骨院まで通院してくれている患者様がいらっしゃいます。
この方は10年ほど前から膝に痛みが出て、たけし接骨院に通院するまで毎月病院にいっては膝にたまった水を抜いてもらいヒアルロン注射をしていたそうです。
そんな状態だったところから当院に通院し始めて約2カ月、通院は本当は最低でも1週間に1回は来てほしいところを、距離もあるので2週間で一度。
それでも大丈夫なように代わりにリハビリや正しい日常生活動作をかなり頑張ってもらっています。
そうやって当院で治療を開始してからは病院には水を抜きに行くほどひどくはなっていなかったのに、6回目の治療となる今日は・・・
前回までは水の溜まり方が少しで済むようになっていたのに、今回は治療開始以来かなりの水が溜まってしまい大変心配されて来院。
草刈りをしていたらひどくなってしまわれたそう・・・・
この患者様はいつも治療が終わると楽になられて帰られるのですが、いつも治療前には痛みが戻っている状態だったので心配だったところ、今回はひどくなってしまわれた・・・・
毎回の治療前には今まで処方してきたことを目の前でやってもらうのですが、いつも少しづつ間違っている状態。
それでも毎回、正しいやり方を再び指導させていただくと治療前でもその場で痛みなく歩行できるようになるという事の繰り返しというのがここ最近の流れ。
う~ん、処方は間違っていない、正しくやってもらえれば良いはずなのにと思う反面、正しくやってもらう事の難しさを感じます。
そんな状況だったから今回はどうなっているのかと気になっていた中で、ひどくなってしまったと聞き、余計に自分の無力さを痛感。
伝え方に問題があるのだろう・・・
もっとわかりやすく、もっと優しく、もっと簡潔な伝え方・・・・
今回も全力で対応させていただき、機能的な身体の動きに近づく事ができたので治療後には膝にたまった水もひいて腫れもかなりひきました。
機能回復すれば注射で水を抜かなくてもその場で水は引いてしまいます。
その状態をみて本人とそのご主人も驚かれていました。
この経験で正しく日常生活動作を行っていく事の大切さと、正しいリハビリのやり方の大切さを実感して頂けたのではないかと思っていますが、でも心配・・・・
何度か長野まで出張治療いかないといけないかな~