2018.04.17
たった5メートル歩いただけで身体は良くも悪くもなる。
正しい歩行は肩こりも、腰痛も、膝痛も、腱鞘炎も、ヘルニアも、体型の崩れも改善する。
この事は患者様から教えてもらったようなもの。
患者様に感謝です^^
といっても直接『 歩き方が大切ですよ! 』と教えてももらったわけではないのですが^^
ただし、正しい歩行をするには日常生活動作の改善だけでなく、治療やリハビリも必要と考えています^^
平成18年に開業して1年ほどたったころ、たくさんの患者様が来院されるようになっていました。
その中で患者様にいわれた言葉が
『 治療を受けたあとはいいんだけど、自動ドアからでるとまたもとに戻るんだよね 』
というものでした。
始めは気のせいでは??
と思っていましたが、同じような事を言われる方が他にも続々と・・・
それからは『 これは何かあるぞ 』と治療を終えて帰っていかれる患者様の姿を観察するようになりました。
するともとに戻ると言われている人に共通する点をみつけました。
それは歩行やベッドからおりる際の動作。
何か違和感を覚えるような動き・・・
歩行や、立ち上がり方がおかしいような・・・・
そう感じてからは歩行や立ち上がり方を更に観察するようになり、もう一度勉強しなおしました。
そして治療だけでなく正しい歩行や立ち上がり方について指導するようになると、改善後もとに戻ってしまうという事が少なくなっていきました。
それまで色々な治療技術向上の為の勉強会や、多くのトレーナーを目指す勉強会にも参加しましたが、『 歩行 』について詳しく指導するものはありませんでした。
だから私も患者様に指導する事もなかったのです。
以前当院に勤めていたスタッフの中で多くのトレーナーの資格を取得するような勉強家のスタッフも、
私が肩こりの患者様に『 正しい歩行の仕方を患者様に指導してほしい 』と伝えても、【なぜそれが必要あるのですか?】と聞き返される事がありました。
何が言いたいのかと言うと治療業界やトレーナー業界では昔の私がそうであったように、歩行の重要視されていないと言う事です。
重要視されているならそこについても必ず指導されているはずですからね。
来院される患者様はそれまで他の医療機関に通院していた方が殆どですが、どの患者様も立ち上がり方や歩行についてここまで詳しく教えてもらった事がないと言われます。
上述したように歩行や立ち上がり方などの動作の重要性について、何かの勉強会で教えてもらったわけではありません。
歩行の重要性を知ったきっかけは、ある患者様からの一言がきっかけです。
『 治療を受けたあとはいいんだけど、自動ドアからでるとまたもとに戻るんだよね 』
この事から言えるのは患者様自身の日常動作が、自分の身体を悪くしているという事。
であれば患者様自身が日常の動作で何が悪くて何がいいのかを知る事は、症状改善につながり再発防止にもつながるという事になります。
ですから、たけし接骨院では何が悪くて何がいいのかを体感してもらいながら説明させていただきます。
かなり細かいことまで・・・・
多くの患者様がその正しい日常生活動作を
『 難しい 』と言われますが、難しくなっているのはその動作をする状態にない身体になっているのも手伝っています。
だから日常生活動作の改善指導だけでなく、治療だけでもなく、リハビリもあるのです。
機能的な身体は正しい日常生活動作をしやすくします。
機能的でない身体は正しい日常生活動作をするのを邪魔します。
まずは機能的な身体にし、正しい日常生活動作ができるようにする。
そうして正しい日常生活動作ができるようになれば、治療に通院しなくても、リハビリをしなくてもよい体になります。
あなたは正しいい日常生活動作(特に歩行)ができていますか?
https://youtu.be/P5t1me63gdo