2017.05.20
スポーツ選手における僧帽筋の重要性
こんばんは、今日は先ほどまで予約の患者様の治療を行っていました。
リニューアルしてからしばらく経ち新規の患者様が増え、飛び入り新規の患者様の対応を時間外にするしかないまでになってきました。
数ある接骨院の中から当院を選んでいただいてありがとうございます^^
お悩みを解決する為、全力で対応していきますので一緒に頑張っていきましょう!
これまで既存の患者様の治療、動作分析、運動処方をスタッフに任せていましたが3月のリニューアル後は患者様全員の対応を私が行うようになりました。
そのような中で最近はうれしい事にリハビリが最終段階へと進む患者様や、メンテナンスへと移行する方が増えてきています。
患者様が治る事に一生懸命になってもらえているからこその結果、良くなって笑顔になってもらえるのを見ていてとてもうれしいです。この瞬間のためにこの仕事をしているといっても過言ではない!ありがとうございます^^
さて前置き長かったですがリハビリの最終段階に行くようになると、ほぼお悩みが改善されており、さらに再発しにくい身体の状態になっていますから治療を終了していきます。
その中からメンテナンスで通院したいという方については、メンテナンスをお受けするという形。
当院の場合この治療を終了する判断として、『 痛みが取れたら 』ではありません。
なぜなら殆どの痛みは、原因が改善するよりも早くに消失してしまうからです。
原因が治っていないのだから、しばらくすると再発するという事になります。
見覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ですから当院では何をもってメンテナンスへ移行するのかをいうと、以前にも記載したことがある
『 体幹(僧帽筋) 』がしっかりと使えるようになっていることです。
そしてこの『 僧帽筋 』はタイトルにあるようにスポーツ選手にとってもかなり重要な筋肉です。
僧帽筋は絵の様にひし形になっていますが、ある業界では『 帆船 』に例えられます。
背骨が『 マスト 』で僧帽筋が『 帆 』です。
僧帽筋の①上部繊維、②中部繊維、③下部繊維全てがしっかり使えているという事は、『 帆 』がしっかり開いていて風を十分に受けて『 マスト 』の軸で風の力をうけて前進する事ができます。
風の力を軸に伝えるので、そんなに苦労せず前進できるわけです。
対して、体幹がつかえていない、つまり僧帽筋の中部繊維、下部繊維が使えていない人では『 帆 』が上部繊維あたりまでしか開いていない為、十分な風を受けて前進する事ができません。その為足りない推進力を得るために、『 オールで漕ぐ 』事になります。
人の場合でいうと、体幹(僧帽筋)を使わずに、手足で頑張るという形。
末端に力が入っていると、動きは鈍くなります。
中心に近いところに力が入っていて末端の力が抜けているときは動きは早くなります。
でんでん太鼓や鞭のイメージです。
でんでん太鼓は中心の棒を手でこするように回転させる(力を加えると)紐の先についている玉が勢いよく回転し太鼓をたたきます。
鞭も手元に力を入れ、少し振るだけで鞭の先は時速200キロ以上ものスピードに達します。
鞭の先には力が入っておらず、ふにゃふにゃな状態ですね。
この仕組みと同じように人の身体も中心に力が入り、末端の手足には力が入らない状態がベストなのです。
僧帽筋の中部繊維、下部繊維に力が入らない時、必ずその代わりに手足に力が入っている状態です。
その状態ではでんでん太鼓や鞭のようなパフォーマンスは得られないという事になりますね。
あなたの僧帽筋はしっかりつかえていますか?
僧帽筋のトレーニングをしていても使えていない事は多々ありますよ、鍛えればいいというわけではありません。
追伸:かなり前からですからお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、『 たけし接骨院 』とググると帆船の写真がでてきます。その理由は僧帽筋を大切にしているという事からなんですね☺
見たことがない方はググってみてくださいね^^