2017.05.06
坐骨神経痛の患者様が来院されました、坐骨神経痛は腰部椎間板ヘルニアと大きく関係しています。
坐骨神経痛で悩まれている方が来院されました、その方は整形外科で坐骨神経痛と診断されたそうです。
坐骨神経痛は坐骨神経の支配領域に症状が出るもので、その症状は人によって様々で、痛み、シビレ、だるさ、違和感、脱力感などです。
坐骨神経痛と病院で診断された場合、あまり知られていませんがもし病院でそう診断されていなかったとしてもそれと同時に腰部椎間板ヘルニアもあると思っていいでしょう。
ですから坐骨神経痛と診断されている方に対して行う治療は、腰部椎間板ヘルニアに対するものと同じになります。
椎間板ヘルニアについては、以前ブログを更新していますので参考にしてください＾＾
https://goo.gl/mIDJmJ
ヘルニアかどうかはＭＲＩという画像診断を行うと明確になるのですが、接骨院ではＭＲＩを撮影する事ができません。
だからと言ってもし病院で診断されていない方が来院されたとき、ヘルニアかどうかを鑑別できないかといえばそうではありません。
様々な情報を元にヘルニアかそうでないかを診ていきます。
【問診で 】
・症状の出方（痛み、だるさ、違和感、しびれ、症状の範囲など）
・どの時間帯で症状が強くでるのか
・気候は関係するか
・どんな体勢で症状が悪化するのか
・仕事の内容
【視診で】
・何気なくその人が取っている姿勢
・歩き方
・物の持ち方
それに加えて【各種検査】
その検査の中でも大切にしているのが、筋力検査です。
筋力検査はヘルニアの方では、ほぼ全員の方に陽性の反応が出ます。
その反応は、患者様自身が分かるほどに健側と患側で違いがでます。
たけし接骨院では、患者様が分かる事が必要と考えていますのでこの筋力検査を大切にしています。
検査は健側（症状が出ていない方の下肢）と患側（症状が出ている方の下肢）の両方を行いますが、健側ではしっかり力が入るのに対して、患側では力が入らないのが患者様自身も体感できます。
これに対して的確な治療と、動作、リハビリができれば、ものの数分で筋力が回復していることを体感できるでしょう。
そうやって体感していただく事で、治療、日常生活動作、リハビリの必要性を理解して頂きます。
どの症状でもそうですが、治療でできる事には限界があります。
治療でできる事は悪くなったものを良くする事で、悪くなった原因までを完全に良くする事はできません。
今の私の技術ではですが・・・（治療だけで、日常生活動作も改善し、弱化した筋力も回復する方法がないかと模索中）
今の私の考えでは、
悪くなったのには原因があって、それは日常の動作に偏りがあるという事とさらにそのせいで弱ってしまった筋力も悪くなっていくのに大きく関わっているという事です。
現状の私の技術でも治療をする事で日常生活動作やリハビリがやりやすくなるという事はありますが、悪くなってしまうまでに身についてしまった偏った日常生活動作やそのせいで弱ってしまった筋力は、患者様自身で動作改善したり、リハビリを行わなければ筋力強化はできません。
ですから、たけし接骨院では
【 治療 】
【 日常生活動作の改善 】
【 リハビリの処方 】
の３つで痛みを解消し、再発しない身体づくりを行っていきます。
そのために少し小難しい事も説明するかもしれませんが、ご自分の身体の状態や症状が出現するメカニズムについて知識を深める事で痛みのコントロールができるようになります。
足首の捻挫は『 捻る 』となりますよね？
『 捻る 』という明確な原因が分かっていれば、『 捻らない 』ようにすればその人は一生捻挫をしない事になります。原因が明確だから自分で防ぐ事ができる、だから年中、何年も長い間、捻挫で困っているとか、寒くなると捻挫して痛いという人はいないのではないでしょうか＾＾
それほどに今自分の身体の状態や痛みのメカニズムについて知り、原因を明確に知り、改善の方法を身に着ければ次からはそうならないようにもっていく事ができます。
そのやり方を説明するのにどうしても小難しい説明になってしまう・・・・
それでも伝わりやすいように頑張りますので、一緒に頑張って治していきましょうね！！
初めて来院される方へ
問診、検査、評価、施術、説明で１時間弱かかります。
しっかり診させていただくという事と、既存の患者様の施術もありますので１日に施術できる新規の方は１日に３名様までと制限させていただいております。
当日や前日のご予約となると、お受けできない事がありますのでなるべく早めのご予約をお願いいたします。
ご予約は、受付時間中にお電話いただくと確実です。
