2017.02.24
肘が痛むのは、、、
こんにちは!たけし接骨院大須院の池田です。
もう3月に入るところですが、まだ寒さが続いております。
池田体調不良から復活し元気に過ごしております。
心配してくださった方!?('Д')
ありがとうございます。
さて、先日肘の外側が痛いと言っていた方がみえました。
この方デスクワークで毎日パソコンをしている方で、
特にスポーツをやっている方じゃなかったです。
まず、気になるのが肘が使いずぎで痛くなること、、、
肘のオーバーワークはデスクワークではならない事がほとんどです。
ということで、今日は肘について少し話します。
まず肘には外側と内側で靭帯がついており
橈骨と尺骨の二本の骨、上腕骨の三つからなる関節です。
ここに靭帯で肘全体を覆っています。
これが大まかな肘の解説です。
先日来院された患者さまは外側が痛いということなので
外側靭帯の炎症?と調べてみても
炎症起きてません
じゃあ何だろう。。。。。
とみていくと
体の重心がズレて本来尺骨軸で動くはずの肘が
橈骨軸で動いているじゃないですか!
橈骨軸で肘を動かしていくと肘の外側に負担がかかり
痛みを誘発しやすいんです。
これは尺骨が上腕骨と強固に関節を作っているのに対し
橈骨は上腕骨に乗っかっているだけの不安定な関節になるからです。
この不安定な状態で動くときは必要以上に
肘の筋肉が力を入れ安定させようと
緊張するので痛みが出やすくなるんです。
みなさんも試しに肘を90度に曲げ脇を締めてグーを握ってみてください。
小指と肘の外に力が入りませんか?
また脇を広げてグーをするとほとんどの方は
人差し指と中指に力が入る方が多いです。
尺骨軸で動かすことで体幹に力が入り
少ない力で大きく運動をすることが可能になります。
この患者さんは橈骨頭をクリクリ調節し
あとは体の重心を矯正し体幹に力が入るようになったら
ほとんど痛みが消えていました。
肘といっても症状がいくつかあります。
ポイントは痛い所が悪い。という観点を持ちつつも
痛い原因を探り治療する。という視点で見ていくと
肘でも体のコアを使えず痛みが出ている場合がおおいので
注意しましょう。
また詳しくは当院でしっかり説明します。
TEL052-212-7812