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体質改善!健康コラム

2017.01.20

腰痛にもタイプがあるのはご存知ですか?

だいぶ寒くなりましたね。こんな日はゆっくりとスーパー銭湯に行って

湯船に浸かりたいものです('Д')

こんにちは山田です。

 

さて、腰痛を経験されたことはありますか?

もしギックリ腰になってしまったことがある方なら、

「もう2度とあんな痛みは味わいたくない!」と思うでしょう。

 

ギックリ腰まではならなくても、

日本人の成人のうち、90%以上は腰痛を経験したことがある

と言われています。

 

腰の痛み具合も様々です。

じっと座っているだけでも痛いのか、立っていると痛いのか

体を前に倒したときが痛いのか、捻ったときが痛いのか…

今回は、「腰を反らしたときに痛い&上向きで寝ていると痛い

というタイプの腰痛のお話です。

 

まずはこちらの絵を見てください。

 

骨盤前傾

左は正常な骨盤、右は異常な状態です。

人間の骨盤は、真っすぐにはなっておらず

少しだけ前に傾いていて、腰は軽く反っている状態が普通です。

しかし、右の状態では骨盤が前に傾きすぎてしまい、

腰が過度に反ってしまっている状態です。

 

 

骨盤前傾イラスト

 

この「腰が反ってしまっている状態」から、またさらに自分で後ろに体を反らせば

腰を限界以上に反っていることになり痛みが出ます。

また上向きで寝た時にベットと腰とのスキマがある場合も、

上向きで寝ている状態で痛みが出ることが多いです。

 

骨盤を前傾させてしまう筋肉はいっぱいありますが

その中でも特に大きく、作用のある筋肉が

「大腿四頭筋」という筋肉です。

 

大腿

 

ご覧の通り、この筋肉は骨盤に付着しているので

縮こまり硬くなってしまうと骨盤を前に引っ張ってしまうため、

骨盤過度前傾状態」となってしまいます。

なのでこのパターンで腰痛になってしまっている方の場合は

この太ももの前の筋肉を柔らかくしてあげればいいので

ほぐしたリ、ストレッチしてあげればすぐに痛みが取れてしまうことが多いんです!

ただそれは一時的に痛みを緩和するだけで、ここが硬くなってしまう原因が治っているわけではないので

再発すると思います。

また、逆に

「骨盤を後ろに下げる筋肉」の筋力が弱っていることも「骨盤前傾」の原因となるため

その弱っている筋力の強化は必須となります。

 

テレビ等で、「腰痛には足の筋力を強くしろ!」

「腰痛は背筋を鍛えよ」等が放送されることが多く、その見た通り実行しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、もしも大腿四頭筋が縮こまり、骨盤前傾が原因での腰痛なのに

大腿四頭筋の筋トレをしてさらに筋肉を縮こめてしまったら…?

怖いですね。。。

テレビや雑誌、健康本に書いてあることは、参考になることが多いのですが

全てを自分にあてはまると思ってしまわず、まずは「どのタイプの腰痛が出てしまっているのか

というのを明確にした上で筋トレ、ストレッチ等は取り組んでくださいね。

 

山田

 

 

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