2017.09.10
腱鞘炎を固定して治そうとしている治療家は無知ですよ
こんにちは。今日は腱鞘炎について書こうと思います。
最近はライフワークとなったブログ更新ですが、その内容は最近たけし接骨院に来院された患者様が抱える悩みであったり、水之江自身が相談を受けたことであったりとタイムリーな内容を記載しています。
なので重複している内容もあるかもしれませんが、その都度表現の仕方など微妙に変わっているかと思いますのでよければ読んでみてくださいね^^
今日はタイトルにもあった腱鞘炎についてです。
腱鞘炎について先日も症状別治療一覧を更新したばかりですが、
➡腱鞘炎
腱鞘炎と聞くと、皆さんが想像するのは『 手の使い過ぎ 』ではないでしょうか。
ここではっきりと言ってしまいます、
『 腱鞘炎は手の使い過ぎでなるのではありません 』とね^^
そう書いてしまうと今実際に腱鞘炎になっている方は、『 そんなことはない!私は手をいっぱい使ったのだから腱鞘炎になったんだ!! 』と思われるかもしれません。
腱鞘炎になっていない方でも、いやいや手の使い過ぎでしょうと思うことでしょう。
さらに多くの治療家も『 何を言っているんだ!腱鞘炎は手の使い過ぎからなるにきまっている 』などと思われることでしょう。
治療家までもそういっているというのは直接聞いたわけではありませんが、
他の院で治療を受けてこられた患者様がたけし接骨院へ来院した時、どう説明を受けていたのかを聞くと、『 手の使い過ぎだから 』と言われていたということからも想像できます。
さらに以前たけし接骨院で数年努めた柔道整復師と鍼灸療法の両方の国家資格を持ち、他の院で数年勤めた経験豊富なはずのスタッフも、はじめ僕が腱鞘炎は固定するのではなく矯正が必要と指導するも、『 なぜ腱鞘炎の患者様に対して矯正をする必要があるのですか!? 』とキレられる始末(笑)
無知のエネルギーは恐ろしい・・・・(笑)
しかしそうなってしまうのもこれまで長い間ネット検索で出てくる情報、先輩治療家、メディアもずっと腱鞘炎は『 手の使い過ぎからなる 』と言ってきているのですから、それが一般的になってしまうのは仕方のない事かもしれませんね。
ただ、僕は20年以上前から臨床に携わり、臨床以外でも多くの方と関わってきた中で、そうやって一般的に言われてきたことに矛盾を感じる場面が幾度もありました。
一般的に言われている腱鞘炎の原因『 手の使い過ぎ 』。
実際に腱鞘炎でたけし接骨院に来院された患者様に聞いても、よく手を使う仕事だからと言われています。
どのくらい手を使うのかとよく聞いてみると、いやいやその患者様よりもいっぱい手を使っているし仕事をしている人を知っているけどその人は腱鞘炎ではないぞ。
さらにその人は強靭な体をしている人ではないし、女性だし、一見線の細い方、体が強いとは言えない人だが腱鞘炎ではない。
というようなことが多々あったわけです。
こうしたことと照らし合わせると、『 手の使い過ぎ 』という理由に矛盾を感じずにはいられませんよね?
僕の性格上こんな矛盾を感じたとき、追及したくなってしまうわけです(笑)
『 なぜ、手をよく使う仕事をしている人でも腱鞘炎になる人とならない人がいるのだろう 』とね^^
そうやって矛盾を感じたのは腱鞘炎だけではありません。
肩こり、腰痛、膝の痛み、野球肘、五十肩、スポーツ障害など結構一般的に言われている事に矛盾を感じる事がたくさんでした。
なぜ?なぜ?なぜ?・・・・・
と思い始めたら追求せずにはいられません(笑)
という所から追及していったんですね^^
そうして、腱鞘炎になるメカニズムに行きついたとき、その原因は手の使いすぎでない事がはっきりしました。
詳しくは➡症状別治療一覧『 腱鞘炎 』
簡単にいうと同じような環境にいるのに痛くなる人とならない人がいて、痛くなってしまう人には痛くなってしまう身体の状態があるということです。
それが何なのかを突き止めるには高い知識と技術が必要です。
それを手に入れるのははじめ大変な作業でしたが、一度理解すると答えは簡単。
無知な人はこの大変な作業をなぜしないのだろう?わかってしまえば簡単なのに。
それかもしかして本当の原因を実は知っているのに『 手の使い過ぎ 』と言っているのは、
炎症を押さえましょうと効かない治療に何度も通ってもらうため?
固定用装具を販売したいから?
炎症を抑える薬を売りたいから?
手術で儲けるため?
と裏の事情があるのかなどと最近は考えてしまいます、考えすぎかな・・・・(笑)
やっぱり無知なだけかな・・・
過激な言い回しがあったかもしれませんが、お許しください^^